a:大脳病変。病変の対側の顔面を含む半身の感覚障害が出現する。
b:下位脳幹病変。病変側の顔面と病変対側の半身の感覚障害が出現する。
c:脊髄横断性障害。横断性の脊髄病変の場合、障害部位以下すべてに両側性の全感覚障害、筋力低下が出現する。脊髄空洞症、脊髄半側の病変の場合には、異なるパターンをとる。
d:神経根障害。障害された神経の皮膚デルマトームに沿った部分に感覚障害が出現する。
e:単神経障害。単一の神経領域にのみ感覚障害が出現する。図では正中神経。
f:多発単神経障害。複数の末梢神経が非対称性に散在性に障害される。多くの場合、血管炎。
g:多発神経障害。末梢神経が対称性に障害され、手袋、靴下型のパターンとなるが、下肢から出現することが多い。
h:Brown-Sequard型脊髄損傷。脊髄半側の病変。
i:脊髄前方障害型
j:脊髄後方障害型
k:脊髄中心部障害型