平均赤血球容積（mean corpuscular volume：MCV）による貧血の鑑別

日常診療では、貧血をMCVにより小球性、正球性、大球性に分類してアプローチする。
“小球性または正球性”、“正球性または大球性”となる場合もあることに注意する。
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MCVとRDWによる貧血の診断

参考文献：
  1. Bessmann JD, et al: Improves classification of anemias by MCV and RDV. Am J clin Pathol 80: 322-326,1983
  1. Sarm PR: Red cell indices. Clinical Methods: The history, physical, abd laboratory examinations. Walker HK, et al(eds), Butterworths, Boston,3rd ed, pp720-723,1990
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貧血の鑑別診断のステップ

貧血をみたら、まず貧血以外に白血球、血小板に異常がないか確認し、平均赤血球容積（mean corpuscular volume：MCV）と網赤血球数に注目し、MCVに基づいて小球性、正球性、大球性貧血に分類して鑑別診断を進める。（表[ID0601]）
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