眼の構造（緑内障：隅角の解剖）
眼の疾患のイメージをつかむため、眼の解剖についての図を示す。
隅角は虹彩と角膜が接合して形成される凹部である。この隅角内には強膜棘突起、小柱網、Schwalbe線が存在する。小柱網はSchlemm管に房水を送り込む有窓状の構造物であり、房水はそこから静脈系に排出される。この図では正常な房水の流れを示している。
感染性結膜炎・アレルギー性結膜炎の鑑別
感染性結膜炎およびアレルギー性結膜炎の要点
Leibowitz HM: The red eye. N Engl J Med. 2000 Aug 3;343(5):345-51.を参考に作成
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ぶどう膜炎を起こす内科疾患
ぶどう膜炎は約40％に全身性の免疫が関与することが知られている。両眼性・再発性の場合には特にその背景について精査することが重要である。ぶどう膜炎を引き起こす疾患をグラフにまとめる。
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強膜炎を起こす内科疾患
強膜炎についての背景には眼科疾患だけでなく、約半数に全身疾患が隠れていることもある。原疾患として代表的なものを表に示す。
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毛様充血
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岡本茂樹：結膜炎の鑑別診断．日眼会誌 2007；107(1)8-10
結膜充血
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岡本茂樹：結膜炎の鑑別診断．日眼会誌 2007；107(1)8-10
非炎症性の結膜充血
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非感染性の結膜炎（角結膜充血、眼瞼結膜充血を含む）
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非伝染性の結膜炎（結膜下出血、結膜眼瞼充血を含む）
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伝染性の結膜炎（眼瞼結膜充血、結膜下出血、角膜充血を含む）
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結膜充血（赤目）の代表：非炎症性の結膜下出血
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結膜充血（赤目）の代表：炎症性の結膜充血
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非感染性の混合充血
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非感染性の毛様充血
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非感染性の強膜炎
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非伝染性の混合充血
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症状別Red Eyeの鑑別
眼の充血の診断のポイントは、痛み、充血のパターン、眼脂の有無・性状を参考に鑑別を進めていく。
参考：大野博司編：救急・ERノート 6 症候と疾患から迫る ERの感染症診療. 羊土社, 2012, P91の図3.
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結膜充血の鑑別
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