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保険診療を考慮した睡眠時無呼吸の診断と治療のアルゴリズム

日本呼吸器学会の睡眠時無呼吸症候群(SAS)ガイドライン2020に掲載の診断と治療のためのアルゴリズム。詳細については、ガイドラインを参照されたい。
参考文献:日本呼吸器学会、厚生労働科学研究費補助金難治性疾患政策研究事業「難治性呼吸器疾患・肺高血圧症に関する調査研究」班監修:睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診療ガイドライン2020、南江堂、2020
出典
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1: 日本循環器学会、循環器病の診断と治療に関するガイドライン(2008-2009年度合同研究班報告)循環器領域における睡眠呼吸障害の診断治療に関するガイドライン<http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2010,momomura.h.pdf>を参考に作成)「日本呼吸器学会、厚生労働科学研究費補助金難治性疾患政策研究事業「難治性呼吸器疾患・肺高血圧症に関する調査研究」班(監)、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診療ガイドライン作成委員会(編):睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診療ガイドライン2020、p.vii、、2020、南江堂」より許諾を得て転載

スパイログラムと肺気量分画の名称

緩徐な呼吸で測定するSVC手技(slow vital capacity maneuver)によるスパイログラム。
 
参考文献:
  1. 日本呼吸器学会生理専門委員会編:呼吸機能検査ガイドラインースパイロメトリー、フローボリューム曲線、肺拡散能力― メディカルレビュー社、2004.
  1. 日本呼吸器学会生理専門委員会編:臨床呼吸機能検査 第7版 メディカルレビュー社 、2008;P10.
出典
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1: 著者提供

スパイログラム

FVC手技(forced vital capacity maneuver)によるスパイログラム。最大吸気位から最大呼気努力による呼出により得られ、最大努力曲線またはTiffeneau曲線とも呼ばれる。
出典
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1: 日本呼吸器学会生理専門委員会編:呼吸機能検査ガイドライン―スパイロメトリー、フローボリューム曲線、肺拡散能力― メディカルレビュー、2004、p3

換気障害の分類

%肺活量(%VC)80%未満で拘束性換気障害、1秒率(FEV1%)70%未満で閉塞性換気障害、両方を満たすものを混合性換気障害と判定する。
出典
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1: 日本呼吸器学会生理専門委員会編:呼吸機能検査ガイドライン―スパイロメトリー、フローボリューム曲線、肺拡散能力― メディカルレビュー社、2004、p20

呼気フロ-ボリューム曲線

PEFは呼気のはじめの最も大きい流量である最大呼気流量を意味する。V50、V25はそれぞれ肺気量の50%点、25%点における呼気流量を示す。V50/ V25はV50とV25の比。
出典
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1: 日本呼吸器学会生理専門委員会編:呼吸機能検査ガイドライン―スパイロメトリー、フローボリューム曲線、肺拡散能力― メディカルレビュー社、2004、p4(改変あり)

ピークフローメーターの種類

さまざまな種類のピークフローメーターがある。安価で個人購入できるものが多い。基準値は製品ごとに異なることに注意。
出典
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1: 日本アレルギー学会喘息ガイドライン専門部会、「喘息予防・管理ガイドライン2018」作成委員編:喘息予防・管理ガイドライン2018、協和企画、2018, P83 図5-6.

スパイログラム、フローボリューム曲線、肺気量分画、拡散能力

肺機能検査報告書の一例(慢性閉塞性肺疾患)。
出典
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1: 著者提供

スパイログラム、フローボリューム曲線、肺気量分画、拡散能力

肺機能検査報告書の一例(間質性肺炎)。
出典
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1: 著者提供

血液ガス検査

血液ガス検査の一例(健常者)。
出典
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1: 著者提供

呼気フローボリューム曲線

フローボリューム曲線は疾患により特徴的なパターンを示す。
出典
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1: 日本呼吸器学会肺生理専門委員会編: 臨床呼吸機能検査 第7版. メディカルレビュー社, 2008.p29

呼気フローボリューム曲線

フローボリューム曲線は疾患により特徴的なパターンを示す。
出典
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1: 日本呼吸器学会生理専門委員会編:呼吸機能検査ガイドライン―スパイロメトリー、フローボリューム曲線、肺拡散能力― メディカルレビュー社、2004、p48

吸気呼気フローボリューム曲線

吸気フローボリューム曲線により胸郭外の気道狭窄を評価できる。
出典
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1: 日本呼吸器学会肺生理専門委員会編: 臨床呼吸機能検査 第7版. メディカルレビュー社, 2008、p31

OSAS診断のフローチャート

簡易診断装置とPSGのAHIの相関が乏しく、臨床的にOSASが強く疑われる際には可能であればPSGを施行することが望ましい。
出典
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1: 睡眠呼吸障害研究会編: 成人の睡眠時無呼吸症候群診断と治療のためのガイドライン、メディカルレビュー社、 2005;16

エプワース眠気尺度暫定版

エプワース眠気尺度(Epworth Sleepiness Scale、ESS)は日中過眠の評価法の1つである。
簡便ではあるが、自己評価のため客観性は乏しい。
出典
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1: 日本呼吸器学会:成人の睡眠時無呼吸症候群診断と治療のためのガイドライン、メディカルレビュー社、2005. P17 表1.

呼気NO検査の評価

日本呼吸器学会、日本アレルギー学会による呼気NO測定値の評価法。
「呼気中一酸化窒素濃度(FeNO)測定器の適正使用に関する注意事項」より抜粋。
出典
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1: 日本呼吸器学会:呼気中一酸化窒素濃度(FeNO)測定器の適正使用に関する注意事項(Last Update:2013年4月9日)[http://www.jrs.or.jp/modules/information/index.php?content_id=689 呼気中一酸化窒素濃度(FeNO)測定器の適正使用に関する注意事項の掲載について]

DLCO低下を来す代表的疾患

出典
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1: 日本呼吸器学会生理専門委員会編:呼吸機能検査ガイドライン―スパイロメトリー、フローボリューム曲線、肺拡散能力― メディカルレビュー社、2004、p49

Borg category-ratio 10(CR-10)scaleとvisual analog scale(VAS)

酸素解離曲線

SaO2>90%以上ではPaO2の増加に伴うSaO2の増加は小さい。PaO2<60 mmHgではPaO2のわずかな低下によりSpO2は急激に低下する。
出典
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1: J B West(著), 桑平一郎(訳):ウエスト呼吸生理学入門 正常肺編. メディカル・サイエンス・インターナショナル, 2009; p84, 図6-1から改変

機能的不均衡が存在しない場合にDLCOに影響を与える諸因子

出典
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1: 日本呼吸器学会生理専門委員会編:呼吸機能検査ガイドライン―スパイロメトリー、フローボリューム曲線、肺拡散能力― メディカルレビュー社、2004、p39

COPDの病期分類

COPDの病期分類では、FEV1/FVC<70%かつ%FEV1≧80%をⅠ期、FEV1/FVC<70%かつ50%≦%FEV1<80%をⅡ期、FEV1/FVC<70%かつ30%≦%FEV1<50%をⅢ期、FEV1/FVC<70%かつ%FEV1<30%あるいはFEV1/FVC<70%かつ%FEV1<50%かつ慢性呼吸不全の合併をⅣ期とする。ただし、ここでのFEV1は、気管支拡張薬吸入下の測定値を用い、慢性呼吸不全とはPaO2≦60Torrの状態が少なくとも1カ月持続した状態を指す。
出典
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1: 日本呼吸器学会COPDガイドライン第5版作成委員会編:COPD(慢性閉塞性肺疾患)診断と治療のためのガイドライン2018[第5版]、メディカルレビュー社、2018. p50, 表1.(改変あり)

スパイロメトリーで異常を認めた際の評価のフローチャート

日本呼吸器学会によるスパイロメトリーの異常を評価するフローチャート。最下段の水色の枠内の疾患が鑑別に挙げられる。FVC:努力肺活量、FEV1:1秒量、FEV1/FVC:1秒率、%VC:対標準肺活量、TLC:全肺気量、DLCO:拡散能、COPD:慢性閉塞性肺疾患
出典
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1: 日本呼吸器学会生理専門委員会編:呼吸機能検査ガイドライン―スパイロメトリー、フローボリューム曲線、肺拡散能力― メディカルレビュー社、2004、p45

肺機能を評価するためのアルゴリズム

ATS/ERSの専門委員会によるアルゴリズムでは、まずFEV1/VCとVCを評価する。VCが正常下限以下の場合に、TLCを評価して、拘束性の異常の有無を判断する。混合性においても、DLCOは拘束性の異常または閉塞性の異常の際と同様に判断する。最下段の水色枠内が鑑別に挙げられる疾患である。
VC:肺活量、FEV1:1秒量、TLC:全肺気量、DLCO:拡散能
出典
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1: Interpretative strategies for lung function tests.
Eur Respir J. 2005 Nov;26(5):948-68. doi: 10.1183/09031936.05.00035205.

保険診療を考慮した睡眠時無呼吸の診断と治療のアルゴリズム

日本呼吸器学会の睡眠時無呼吸症候群(SAS)ガイドライン2020に掲載の診断と治療のためのアルゴリズム。詳細については、ガイドラインを参照されたい。
参考文献:日本呼吸器学会、厚生労働科学研究費補助金難治性疾患政策研究事業「難治性呼吸器疾患・肺高血圧症に関する調査研究」班監修:睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診療ガイドライン2020、南江堂、2020
出典
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1: 日本循環器学会、循環器病の診断と治療に関するガイドライン(2008-2009年度合同研究班報告)循環器領域における睡眠呼吸障害の診断治療に関するガイドライン<http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2010,momomura.h.pdf>を参考に作成)「日本呼吸器学会、厚生労働科学研究費補助金難治性疾患政策研究事業「難治性呼吸器疾患・肺高血圧症に関する調査研究」班(監)、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診療ガイドライン作成委員会(編):睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診療ガイドライン2020、p.vii、、2020、南江堂」より許諾を得て転載

スパイログラムと肺気量分画の名称

緩徐な呼吸で測定するSVC手技(slow vital capacity maneuver)によるスパイログラム。
 
参考文献:
  1. 日本呼吸器学会生理専門委員会編:呼吸機能検査ガイドラインースパイロメトリー、フローボリューム曲線、肺拡散能力― メディカルレビュー社、2004.
  1. 日本呼吸器学会生理専門委員会編:臨床呼吸機能検査 第7版 メディカルレビュー社 、2008;P10.
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1: 著者提供