頻発反復性では、NSAIDsでの対応でよいが、慢性緊張型頭痛では抗うつ薬などの予防療法や頭痛体操などの非薬物療法を併用するほうがよい。
- 頭痛体操:[ID0014]
- 頭痛体操とは、埼玉精神神経センター 埼玉国際頭痛センター長の坂井文彦先生が考案したもので、緊張型頭痛や片頭痛の予防・改善を目的としている。緊張型頭痛は、ストレスなどからくる後頚肩部の筋緊張が原因ともいわれており、頭痛体操はその結果生じた筋緊張を軽減する効果が期待できる(参照:[http://www.jhsnet.org/pdf/zutu_taisou.pdf 1日2分の頭痛体操])。
参考文献:
平田幸一:緊張型頭痛の治療.頭痛治療ハンドブック.148-161