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治療アルゴリズム

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1: 著者提供

CPPAの画像所見

気腫合併肺線維症の85歳男性。経過中に右肺上葉の結節影が出現、TBLBで肺MAC症と診断されたが、経過観察されていた。その後、喀痰・咳嗽の悪化を認め、MAC症の増悪としてCAM、RFP、EBにて治療を行った。治療により症状はある程度改善したが、完全には消失せず。胸部CTにて左下葉の浸潤影の増悪を認めた。2回の喀痰検査でA.fumigatusが検出され、血清アスペルギルス沈降抗体陽性であり、CPPAと診断。アスペルギルスガラクトマンナン抗原は0.1で陰性。VRCZ開始(相互作用のあるRFPを中止)したところ、咳嗽・喀痰の改善を認め、左下葉の陰影の改善を認めた。
 
 a. MACの治療前:右肺上葉に結節影を認める。左下葉にも浸潤影を認める。
 b. MAC症治療後:右上葉の結節影の縮小を認めるが、左下葉の浸潤影の増悪を認める。
 c. ボリコナゾール開始2カ月後:左下葉の浸潤影の改善を認める。
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慢性進行性肺アスペルギルス症の診断フローチャート

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1: 深在性真菌症のガイドライン作成委員会編:深在性真菌症の診断・治療ガイドライン 2014、協和企画、2014. より改変

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CPPAの画像所見

気腫合併肺線維症の85歳男性。経過中に右肺上葉の結節影が出現、TBLBで肺MAC症と診断されたが、経過観察されていた。その後、喀痰・咳嗽の悪化を認め、MAC症の増悪としてCAM、RFP、EBにて治療を行った。治療により症状はある程度改善したが、完全には消失せず。胸部CTにて左下葉の浸潤影の増悪を認めた。2回の喀痰検査でA.fumigatusが検出され、血清アスペルギルス沈降抗体陽性であり、CPPAと診断。アスペルギルスガラクトマンナン抗原は0.1で陰性。VRCZ開始(相互作用のあるRFPを中止)したところ、咳嗽・喀痰の改善を認め、左下葉の陰影の改善を認めた。
 
 a. MACの治療前:右肺上葉に結節影を認める。左下葉にも浸潤影を認める。
 b. MAC症治療後:右上葉の結節影の縮小を認めるが、左下葉の浸潤影の増悪を認める。
 c. ボリコナゾール開始2カ月後:左下葉の浸潤影の改善を認める。
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