胸やけを呈する疾患の病態
出典
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日本消化器病学会編:胃食道逆流症(GERD)診療ガイドライン2021(改訂第3版)、p.16 図1、南江堂、2021年 より許諾を得て転載
逆流性食道炎のLos Angeles改分類(LA改分類)
LA分類では、逆流性食道炎の重症度はgrade A~Dに分類され、grade A、Bが軽症逆流性食道炎、grade C、Dが重症逆流性食道炎である。
LA分類、grade Aの内視鏡写真
2時方向に5 mm未満の食道粘膜傷害がみられる。
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岩切勝彦先生よりご提供
LA分類、grade Bの内視鏡写真
2時方向に5 mm以上の食道粘膜傷害がみられる。
出典
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岩切勝彦先生よりご提供
LA分類、grade Cの内視鏡写真
2~4時方向に連続する食道粘膜傷害がみられる。7時方向には襞上の食道粘膜傷害が存在する。
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岩切勝彦先生よりご提供
LA分類、grade Dの内視鏡写真
75%以上の食道粘膜傷害がみられる。
出典
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岩切勝彦先生よりご提供
LA分類、grade M(白濁)の内視鏡写真
2時方向は白濁し血管透見不良である。
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岩切勝彦先生よりご提供
LA分類、grade M(発赤)の内視鏡写真
2時方向に境界不明瞭な発赤がみられる。
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岩切勝彦先生よりご提供
健常者の食道下部内視鏡写真
食道粘膜の白濁、発赤、粘膜傷害はみられない。
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岩切勝彦先生よりご提供