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痒疹診療アルゴリズム

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1: 佐藤貴浩、横関博雄、室田浩之、戸倉新樹、椛島健治、高森建二、塩原哲夫、森田栄伸、相場節也、青山裕美、端本宇志、片山一朗:日本皮膚科学会ガイドライン. 痒疹診療ガイドライン. 日本皮膚科学会雑誌 2020; 130(7): 1-20

結節性痒疹

病 歴:67歳、男性
診 察:体幹・四肢に小豆大までの孤立性で中央にびらんを伴う角化性結節が多数散在。
診断のためのテストとその結果:血液検査では血算、生化学検査では異常がなく、RIST 349IU/ml、RASTでカンジダ2+、ヤケヒョウダニ3+、ハウスダスト3+が認められた。パッチテストなどの皮膚アレルギー検査では特に異常所見は認められなかった。
治 療:ステロイド外用療法に抵抗性で、NB-UVB(ナローバンドUVB)療法にて改善がみられた。
転 帰:NB-UVB療法で軽快するが再発を繰り返す。
a:四肢に孤立性の角化性痒疹丘疹が多数散在。
b:背部に孤立性の角化性痒疹丘疹が多数散在。腰部、肩甲部、側背部は集簇している。
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1: 著者提供

痒疹

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1: 著者提供

多形慢性痒疹

病歴:76歳、男性
診察:背部から腰部に半米粒大から小豆大の淡紅色から褐色の丘疹が散在、背部から腰部にかけて集簇した小児頭大の局面を形成している。
検査:悪性腫瘍検索のため全身精査をしたが異常は認められなかった。
治療:全身の皮膚の乾燥が認められたためヒルドイドソフト等の保湿剤を全身に外用、痒疹部はアンテベート軟膏外用により軽快した。
転帰:その後、再発、軽快を繰り返す。
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色素性痒疹

病歴:17歳、女性
診察:上背部に網目状の淡褐色色素沈着の局面を形成し半米粒大から小豆大の淡紅色から褐色の丘疹が混在している。
検査:高血糖、ケトアシドーシスが認められた。
治療:ステロイド外用するも軽快せずミノマイシンの内服により軽快した。
転帰:その後、再発、軽快を繰り返す。
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痒疹診療アルゴリズム

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1: 佐藤貴浩、横関博雄、室田浩之、戸倉新樹、椛島健治、高森建二、塩原哲夫、森田栄伸、相場節也、青山裕美、端本宇志、片山一朗:日本皮膚科学会ガイドライン. 痒疹診療ガイドライン. 日本皮膚科学会雑誌 2020; 130(7): 1-20

結節性痒疹

病 歴:67歳、男性
診 察:体幹・四肢に小豆大までの孤立性で中央にびらんを伴う角化性結節が多数散在。
診断のためのテストとその結果:血液検査では血算、生化学検査では異常がなく、RIST 349IU/ml、RASTでカンジダ2+、ヤケヒョウダニ3+、ハウスダスト3+が認められた。パッチテストなどの皮膚アレルギー検査では特に異常所見は認められなかった。
治 療:ステロイド外用療法に抵抗性で、NB-UVB(ナローバンドUVB)療法にて改善がみられた。
転 帰:NB-UVB療法で軽快するが再発を繰り返す。
a:四肢に孤立性の角化性痒疹丘疹が多数散在。
b:背部に孤立性の角化性痒疹丘疹が多数散在。腰部、肩甲部、側背部は集簇している。
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