結節性紅斑
病 歴
:56歳男性。1週間前から右下腿に斑状の有痛性紅斑が出現。レボフロキサシンを投与されたが改善せず、左側にも拡大してきたため受診。
診 察
:両側下腿に腫脹を伴う有痛性紅斑。
診断のためのテストとその結果
: 採血、皮膚生検施行。採血では白血球数の増加とCRP上昇がみられた。そのほか、基礎疾患を疑う特記すべき所見はなかった。
治 療
:入院のうえ、ヨウ化カリウム900mg/日を開始して、1週で300mgずつ漸減した。疼痛が強いためロキソニンを3錠分3で併用した。
転 帰
: 3週間後に軽快した。
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皮膚所見:結節性紅斑の臨床写真
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結節性紅斑の治療の概略
症状の程度に応じた治療の概略
症状の程度にかかわらず、安静は有効な治療となり得る。
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