晩発性皮膚ポルフィリン症
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病 歴
:60歳代男性、長い飲酒歴あり。日光に当たると、露光部に紅斑と痛みが出現するため来院。
診 察
:顔面・両手背に紅斑・水疱を認めた。
診断のためのテストとその結果
:病歴と診察所見から診断。採血検査(CBC、一般生化学)では軽度肝機能異常を認めた。一般尿検査は正常範囲内であった。尿中のウロポルフィリンが高値であった。
治 療
:露光を中止した。
転 帰
:皮膚科専門医を紹介した。ポルフィリン体の精査により診断を確定した。
出典
1:
Christine J. Ko and Shawn E. Cowper:Brenner and Rector's The Kidney,10th ed., Elsevier, Chapter 60; Dermatologic Conditions in Kidney Disease, 1942-1954, Figure 60.8, 2016.