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脂腺母斑の診断・治療アルゴリズム

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1: 著者提供

脂腺母斑:小児の脱毛斑

病歴:11カ月の男児、生下時より頭部に脱毛斑を認める。
診察:頭部に黄色のわずかに隆起した局面を認める。
診断のためのテストとその結果:診察所見、病歴から診断。
治療:経過観察となった。
転帰:現在まで著変はない。
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脂腺母斑:わずかに隆起した黄色の局面

病歴:10歳代前半の男性、生下時より頭部に黄色の脱毛斑があり、切除を希望して受診。
診察:頭部に黄色のわずかに隆起した局面を認める。
診断のためのテストとその結果:診察所見、病歴から診断。
治療:局所麻酔下に、切除・縫縮術を行った。
転帰:切除術後の瘢痕を認めるのみとなる。
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脂腺母斑:疣贅状の結節

病歴:10歳代後半の男性、生下時より頭部に黄色の脱毛斑があり、思春期頃から隆起してきたため切除を希望して受診。
診察:頭部に黄色の疣贅状結節を認める。
診断のためのテストとその結果:診察所見、病歴から診断。
治療:局所麻酔下に、切除・縫縮術を行った。
転帰:切除術後の瘢痕を認めるのみとなる。
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脂腺母斑:成人の頭部に生じた二次腫瘍(毛芽腫)

病歴:60歳代女性、生下時より右頭頂部に脱毛斑を認め、2年前から同部に紅色結節が生じ徐々に増大してきたため受診した。
診察:右頭頂部に黄色のわずかに隆起した局面と、そのなかに紅色結節を認める。
診断のためのテストとその結果:診察所見、病歴から脂腺母斑に生じた二次腫瘍を疑い皮膚生検を行った。病理検査から二次腫瘍は毛芽腫と診断された。
治療:局所麻酔下に、脂腺母斑全体の切除・縫縮術を行った。
転帰:切除術後の瘢痕を認めるのみとなる。
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脂腺母斑に生じた基底細胞癌

病歴:40歳代女性、生下時より右上腕に黄色斑の集簇を認め、思春期頃より隆起して小結節の集簇となる。1年前から、同部に黒色結節が生じ徐々に増大してきたため受診した。
診察:右上腕に一部は癒合した黄色小結節の集簇および黒色結節を認める。
診断のためのテストとその結果:診察所見、病歴から診断。黒色結節は二次腫瘍として生じた基底細胞癌が疑われたため、黄色結節部を含め全摘生検を行った。
治療:局所麻酔下に、切除・縫縮術を行った。
転帰:切除術後の瘢痕を認めるのみとなる。
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脂腺母斑:小児の脱毛斑

病歴:11カ月の男児、生下時より頭部に脱毛斑を認める。
診察:頭部に黄色のわずかに隆起した局面を認める。
診断のためのテストとその結果:診察所見、病歴から診断。
治療:経過観察となった。
転帰:現在まで著変はない。
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