歯牙破折
歯冠破折および歯根破折
出典
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破折
a:歯冠部破折(露髄なし) b:歯冠部破折(露髄あり) c:歯根部破折
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古森孝英 編著:歯科衛生士講座 口腔外科学 第2版.永末書店,2017,P.77,図2-2-1
脱臼の分類
a: 挺出 b:陥入 c:側方脱臼
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歯根破折のX線診断
X線の入射角度によっては破折線の診断が困難となる。
a:右下中切歯歯根破折(破折線が不明瞭)
b:右下中切歯歯根破折(破折線が明瞭)
出典
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古森孝英:外傷歯の予後観察について.木村光孝監修.子どもの歯に強くなる本.クインテッセンス出版,2012;299.
歯根破折のCT写真
左上中切歯の歯根破折が認められる。
a:水平断 左上中切歯、歯根中央に破折線が認められる。
b, c:矢状断 唇側から口蓋側に至る破折線が認められる。
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外傷歯症例(脱臼および歯冠破折)
a:初診時口腔内写真 右上顎中切歯の脱落および左上中切歯の歯冠破折、および周囲歯肉裂創を認めた。
b:初診時パノラマX線写真
c:右上顎中切歯の再植および歯肉裂創の縫合が行われた。
d:ワイヤーおよびレジンにて上顎犬歯間で暫間固定を行った。
e:術後口腔内写真 暫間固定を除去し歯冠破折部をレジンにて修復した。
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外傷歯の鑑別診断
診断経路は、主要脱臼診断の特定から開始する。診断を選択した後には、併発する歯冠破折または歯冠-歯根破折を2次診断経路から特定する。経路から歯冠破折または歯根破折が直接導かれた場合は、詳細なサブグループ化を実施する。
出典
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[https://dentaltraumaguide.org/ Dental Trauma Guide]