血友病患者の出血症状と推奨される凝固因子活性
治療において推奨される凝固因子の目標活性(ピーク値)を示す。
目標とする因子活性を目安として、バイアルを使い切るように投与量を設定する。
出典
1:
日本血栓止血学会編:インヒビターのない血友病患者の急性出血、処置・手術における凝固因子補充療法のガイドライン、2013年改訂版 表2より抜粋
インヒビターのない患者の出血症状に対する治療
インヒビターのない患者に対する治療選択のアルゴリズムを示す。
補充療法の量は表([ID0601])を参照。
出典
1:
加藤元博先生提供
インヒビター保有血友病患者に対する治療製剤選択のアルゴリズム
インヒビターのある患者に対する治療選択のアルゴリズムを示す。インヒビター値の高低により使用する薬剤が異なる。
出典
1:
インヒビター保有先天性血友病患者に対する止血治療ガイドライン作成委員会:インヒビター保有先天性血友病患者に対する止血治療ガイドライン:2013 年改訂版、日本血栓止血学会、2013、p5 図1.
エミシズマブによる血友病A治療のアルゴリズム
エミシズマブを用いた場合の血友病A患者に対する治療アルゴリズムを示す。
註)ITI:免疫寛容導入療法(immune tolerance induction therapy)
rFVIIa:遺伝子組換え活性型第VII因子製剤
出典
1:
血友病患者に対する止血治療ガイドライン作成委員会:血友病患者に対する止血治療ガイドライン:2019 年補遺版 ヘムライブラ®(エミシズマブ)使用について、日本血栓止血学会、2020から著者作図