急性壊死性脳症の頭部CT
両側視床、側脳室周囲白質に低吸収域を認める。
出典
1:
厚生労働科学研究(難治性疾患克服研究事業)「重症・難治性急性脳症の病因解明と診療確立に向けた研究」平成22年度研究報告書. p11
けいれん重積型急性脳症(遅発性拡散低下を呈する急性脳症、二相性脳症)の頭部MRI
第3~9病日に拡散強調画像で皮質下白質に高信号(bright tree appearance)を認める。
症例1(左)は両側前頭葉、症例2(右)は中心前回・後回を除く大脳全域。
出典
1:
厚生労働科学研究(難治性疾患克服研究事業)「重症・難治性急性脳症の病因解明と診療確立に向けた研究」平成22年度研究報告書. p12
脳梁膨大部脳症(可逆性脳梁膨大部病変を有する軽症脳炎・脳症)の頭部MRI
拡散強調画像で脳梁膨大部正中に高信号病変を認める(type 1、左)。大脳白質(半卵円中心)にも病変を伴うことがある(type 2、右)。
出典
1:
厚生労働科学研究(難治性疾患克服研究事業)「重症・難治性急性脳症の病因解明と診療確立に向けた研究」平成22年度研究報告書. p12
急性脳症の診断フローチャート
本図では脳脊髄液検査(腰椎穿刺)が頭部CTより先だが、実地診療では頭部CTを脳脊髄液検査より先に施行することが多い。
出典
1:
岡元和文ほか編:新臨床研修のための救急診療ガイドライン–小児から成人の救急トリアージと処理–. 総合医学社. 2004. p87. (改変あり)
急性脳症の鑑別診断
出典
1:
「新型インフルエンザ等への対応に関する研究」班:[https://www.childneuro.jp/uploads/files/about/influenzaencephalopathy2018.pdf インフルエンザ脳症の診療戦略 2018]. P15 表1 参照日(2023年4月4日).(改変あり)
脳症症候群の診断
参考文献:「新型インフルエンザ等への対応に関する研究」班:https://www.childneuro.jp/uploads/files/about/influenzaencephalopathy2018.pdf インフルエンザ脳症の診療戦略 2018]
出典
1:
著者提供
インフルエンザ脳症が疑われる症例の初期対応(インフルエンザ以外の急性脳症にも適応可能である)
出典
1:
「新型インフルエンザ等への対応に関する研究」班:[https://www.childneuro.jp/uploads/files/about/influenzaencephalopathy2018.pdf インフルエンザ脳症の診療戦略 2018]. P7 図1 参照日(2023年4月4日).
インフルエンザ脳症の診断フローチャート(インフルエンザ以外の急性脳症にも適応可能である)
出典
1:
「新型インフルエンザ等への対応に関する研究」班:[https://www.childneuro.jp/uploads/files/about/influenzaencephalopathy2018.pdf インフルエンザ脳症の診療戦略 2018]. P13 図1 参照日(2023年4月4日).(改変あり)
急性脳症の治療フローチャート
参考:髙梨潤一:急性脳症・脳症. 小児の治療指針 小児科診療増刊号 2023:86: 図1
出典
1:
著者提供