SIADHの原因
SIADHの原因としてnonosmotic ADH stimuli、中枢神経疾患、呼吸器疾患、悪性腫瘍や薬剤が挙げられる。
出典
1:
Wilson G, Mooradian A, Alexandraki I, Samrai G.:Textbook of Family Medicine, 8th ed. Saunders,2011;765-766.
SIADHの診断の手引き
診断の手引きが厚生労働省研究班より示されている。
出典
1:
バゾプレシン分泌過剰症(SIADH)の診断と治療の手引き(平成22年度改訂)(厚生労働科学研究費補助金 難治性疾患克服研究事業 間脳下垂体機能障害に関する調査研究班: 平成22年度総括・分担研究報告書, 2011)
SIADHの治療の手引き
治療の手引きが診断の手引きとともに厚生労働省研究班より示されている。
出典
1:
バゾプレシン分泌過剰症(SIADH)の診断と治療の手引き(平成22年度改訂)(厚生労働科学研究費補助金 難治性疾患克服研究事業 間脳下垂体機能障害に関する調査研究班: 平成22年度総括・分担研究報告書, 2011)
低Na血症の治療におけるNa必要量の計算式
低Na血症の治療時に、補正に必要なNaの量を計算するための式
出典
1:
柳澤敦広先生ご提供
SIADHの診断、重症度の評価と治療
急性脳症など中枢神経疾患や循環血液量の減少を伴う疾患に罹患した児が、低Na血症を認めたとき、体液量の評価を行う。循環血液量の著明に増加した病態(心不全、腎不全など)や、一方低下した病態(脱水、CSWSなど)が除外され、体液量に大きな変化が認められない場合SIADHを疑い、ADH,血漿浸透圧を測定する。SIADHと診断されたら、急性に進行するかどうかで治療方針を決定する。
出典
1:
柳澤敦広先生ご提供