アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎乳児の典型例
出典
1:
From Eichenfield LF, Friedan IJ, Esterly NB: Textbook of neonatal dermatology, 2001, WB Saunders, p 242.
伝染性紅斑(ヒトパルボウイルスB19感染症)
ヒトパルボウイルスB19感染症でみられる頬部紅斑
出典
1:
Habif: Clinical Dermatology, 6th ed. 14.Exanthems and drug eruptions, FIGURE 14-18. Elsevier, 2016
多形滲出性紅斑
ヘルペスウイルス感染によって生じた多形滲出性紅斑。
感染性や薬剤性や自己免疫疾患など、原因は様々ある。
出典
1:
Kliegman, Robert M et al.:Nelson Textbook of Pediatrics, edition 21. 673. Vesiculobullous Disorders, Figure 673.1. Elsevier, 2020
膠原病に伴う環状紅斑
新生児エリテマトーデス(NLE)に見られた環状紅斑
出典
1:
Kliegman: Nelson Textbook of Pediatrics, edition 21. Chapter 664 Dermatologic Evaluation of the Patient, Figure664.3, Elsevier, 2020
アナフィラクトイド紫斑病
足背、下腿伸側が好発部位。ときに大腿や体幹、上肢にも認められる。
出典
1:
Habif: Clinical Dermatology, 6th ed. 18.Hypersensitivity syndromes and vasculitis, FIGURE 18-18-A. Elsevier, 2016
血管腫
乳児顔面に認められたいちご状血管腫。この症例では、よく観察すると皮下に海綿状血管腫も合併している。
出典
1:
Habif: Clinical Dermatology, 6th ed. 23.Vascular tumors and malformations, FIGURE 23-1. Elsevier, 2016
麻疹
丘疹性紅斑が上半身から全身へと広がる。やや暗赤色で融合傾向があるのが特徴。消退すると色素沈着を残す。
出典
1:
Kliegman: Nelson Textbook of Pediatrics, Edition 21. 273. Measles, Figure 273.4. Elsevier, 2020
風疹
風疹による丘疹性紅斑。顔面、体幹から四肢へと広がる。融合傾向はない。
出典
1:
Habif: Clinical Dermatology, 6th ed. 14.Exanthems and drug eruptions, FIGURE 14-16. Elsevier, 2016
突発性発疹
3日の発熱の後、発疹が出現。比較的明るい色調で細かい丘疹。
a:発疹出現前に高熱が3日間続いていた乳児における色素沈着のない紅斑性の斑および丘疹。
b:近くから観察すると、一部の病変の周辺に血管収縮による微かな紅暈を認める。
出典
1:
Kliegman: Nelson Textbook of Pediatrics, Edition 21.Roseola(Human Herpes viruses 6 and 7) Figure 283-1 (From Paller AS, Mancinin AJ, editors: Hurwitz clinical pediatric dermatology, ed 3,2006, Elsevier, p434.)
Gianotti症候群
EBV、Cox A16、parainfluenzaなどでも生じる。HBVは狭義のGianotti病。
出典
1:
Kliegman: Nelson Textbook of Pediatrics, Edition 21. 676.Diseases of the Epidermis, Figure 676-12. Elsevier, 2020
手足口病
手掌、足背に特徴的な紅暈を伴う水疱を認める。口腔粘膜所見が確認できれば確定する。
a:手足口病(コクサッキーウイルスA16型感染症)の患児の手掌に発生した卵円形の水疱
b:手足口病の患児の足に発生した水疱
c:手足口病の患児に発生した舌のびらん
出典
1:
Kliegman: Nelson Textbook of Pediatrics, Edition 21. 277. Nonpolio Enteroviruses, Figure 277.1. Elsevier, 2020
単純疱疹
口周囲に水疱を認める。この症例では歯肉口内炎も認められた。
出典
1:
Kliegman: Nelson Textbook of Pediatrics, Edition 21. 279. Herpes Simplex Virus, Figure 279-1. Elsevier, 2020
帯状疱疹
水疱が神経分布に沿って分布する。
出典
1:
Kliegman: Nelson Textbook of Pediatrics, Edition 21. 280.Varicella-Zoster Virus, Figure 280-3. Elsevier, 2020
水痘
全身に広がった水痘症。紅暈を伴う水疱。痂皮化して黒色に近い色調となる様子が、写真でも散見される。
出典
1:
Habif: Clinical Dermatology, 6th ed. 12.Warts, herpes simplex, and other viral infections, FIGURE 12-51. Elsevier, 2016
伝染性膿痂疹
膿痂疹の集簇。水疱は掻破され浸出液もみられる。一部は痂皮化している。
出典
1:
Daren A. Diiorio: Nelson Textbook of Pediatrics, 20th ed. P3550, 685. Cutaneous Bacterial Infections, Figure 685.1. Elsevier, 2020
扁平母斑
扁平母斑。境界鮮明で淡褐色な色素斑が単発。多発するものは、Recklinghausen病(神経線維腫症)などと鑑別する必要がある。
出典
1:
Kliegman: Nelson Textbook of Pediatrics, Edition 21. 670. Cutaneous Nevi, Figure 670-5. Elsevier, 2020
Recklinghausen病
Recklinghausen病(神経線維腫症1型)。いわゆるカフェオレ斑が多発する。
出典
1:
Kliegman: Nelson Textbook of Pediatrics, Edition 21. 671.Hyperpigmented Lesions, Figure 671-2. Elsevier, 2020
蕁麻疹
蕁麻疹が悪化すると癒合しながら広がる。
出典
1:
Thomas P Habif: Clinical Dermatology sixth edition, Chapter 6 Urticaria, angioedema and pruritus Fig. 6-6. Elsevier,2016
川崎病
川崎病の皮疹は丘疹性紅斑、滲出性紅斑、蕁麻疹様など非特異的である。写真では、眼球結膜の充血、口唇の発赤と血痂など特徴的な所見がみられる。
出典
1:
Habif: Clinical Dermatology, 6th ed. 14.Exanthems and drug eruptions, FIGURE 14-34-c. Elsevier, 2016
丘疹性紅斑の鑑別表
出典
1:
著者提供
コプリック斑
頬粘膜にコプリック斑が認められる。発疹をみたら口腔内所見をくまなくみることを心がけるとよい。
出典
1:
Kliegman: Nelson Textbook of Pediatrics, Edition 21. 273.Measles, Figure 273-3. Elsevier, 2020
伝染性単核症口腔所見
咽頭発赤と白苔が特徴的。
出典
1:
Long: Principles and Practice of Pediatric Infectious Diseases, 5th ed. 27.Pharyngitis, FIGURE 27.3-A. Elsevier, 2018
伝染性単核症
丘疹性紅斑はペニシリン系薬剤で増強されるので注意を要する。写真は増悪例。
出典
1:
Long: Principles and Practice of Pediatric Infectious Diseases, 5th ed. 27.Pharyngitis, FIGURE 27.3-C. Elsevier, 2018
水疱の鑑別表
出典
1:
著者提供
紅斑の鑑別のアルゴリズム
紅斑形状による分類
出典
1:
著者提供
紫斑の鑑別のアルゴリズム
紫斑の分類の概略
出典
1:
著者提供
血管腫の鑑別のアルゴリズム
血管腫の形態分類
出典
1:
著者提供
丘疹の診断のアルゴリズム
丘疹性紅斑の鑑別表(表[ID3601])も参照のこと。
出典
1:
著者提供
色素斑の診断のアルゴリズム
色素斑の形態分類概略
出典
1:
著者提供
白斑の鑑別のアルゴリズム
白斑分類の概略
出典
1:
著者提供
水疱の形態診断
水疱診断の概略
出典
1:
著者提供
麻疹診断アルゴリズム
厚生労働省「麻疹検査診断について」
出典
1:
国立感染症研究所感染症情報センター麻しん対策技術支援チーム:麻疹の検査診断の考え方(http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000025gxs-att/2r98520000025h3x.pdf)