長期薬物療法後に子宮動脈塞栓術を行った症例
a:術前2011年10月。月経が再開すると疼痛が出現。
b:術前2012年5月。薬物療法にて良好な状態は保たれるものの長期運用を必要とした。
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子宮動脈塞栓術が無効であった症例
a:術前。子宮は新生児頭上でびまん性の子宮腺筋症病変を認めた。
b:術後。子宮動脈塞栓術を行ったが、自他覚症状は改善せず、子宮も増大した。
c:薬物治療後。再度薬物療法を施行した。
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子宮全摘を行った症例
a:薬物療法前。超音波所見。小筋腫核とともに子宮全体に輝度の高い子宮腺筋症を疑わせる所見がある。
b:薬物療法終了時。ホルモン療法後の超音波所見。著明な縮小を認めた。
c:薬物療法停止後。ホルモン療法後、月経の再来に伴い、すみやかに元の状態に戻った。
d:術前。子宮全摘術前のMRI所見。前壁に複数の子宮筋腫と子宮全体におよぶ腺筋症病変を認めた。
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子宮腺筋症の治療
有症状例には、対症療法、ホルモン療法を行う。挙児希望のない症例では、根治手術も選択できる。
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