クリニカルパス
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ルテイン嚢胞症例
a:単胞性の卵巣嚢胞を認め、明らかな充実部は存在しなかった。
b:子宮内に胎児を認めた。
c:妊娠20週には卵巣嚢胞の縮小を認めた。
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良性腫瘍(成熟嚢胞性奇形腫)
妊娠7週で卵巣嚢胞を指摘された。
妊娠14週のMRI(a、b)で左卵巣成熟嚢胞性奇形腫と診断された。
妊娠14週2日に開腹術(c)が施行された。
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悪性腫瘍
a:エコー画像:嚢胞内に充実部を認める。
b:摘出腫瘍:充実部は悪性腫瘍(卵巣癌)を疑う所見であった。
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妊娠中に発見された卵巣腫瘤の取り扱い
妊娠中に卵巣腫瘤を発見した場合は、まず悪性腫瘍を除外しつつ慎重に取り扱う。
悪性腫瘍と診断された場合、その取り扱いは進行期・腫瘍の悪性度・妊娠週数・患者の希望等によって異なる可能性があり、一律の治療方針は確立されていないため、婦人科腫瘍専門医とともに個々の症例ごとに対応する必要がある。
図の取り扱いはあくまで一般的な例である。婦人科腫瘍専門医が不在の施設では速やかに高次施設に紹介する。
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