胎児心拍数波形のレベル分類
レベル1~5に分かれる。
*岡井崇,ほか. 委員会提案. 胎児心拍数波形の分類に基づく分娩時胎児管理の指針(2010年版). 日産婦誌. 2010;62:2068-2073より引用
出典
1:
日本産科婦人科学会/日本産婦人科医会編集・監修:産婦人科診療ガイドライン―産科編2023、p.234 表1、2023
基線細変動正常例
心拍数基線と一過性徐脈によりレベル1~4に分類される。
*岡井崇,ほか. 委員会提案. 胎児心拍数波形の分類に基づく分娩時胎児管理の指針(2010年版). 日産婦誌. 2010;62:2068-2073より引用
出典
1:
日本産科婦人科学会/日本産婦人科医会編集・監修:産婦人科診療ガイドライン―産科編2023、p.234 表2-1、2023
基線細変動減少例
心拍数基線と一過性徐脈によりレベル2~5に分類される。
*岡井崇,ほか. 委員会提案. 胎児心拍数波形の分類に基づく分娩時胎児管理の指針(2010年版). 日産婦誌. 2010;62:2068-2073より引用
出典
1:
日本産科婦人科学会/日本産婦人科医会編集・監修:産婦人科診療ガイドライン―産科編2023 、p.234 表2-2、2023
基線細変動消失例
心拍数基線にかかわらず、レベル4か5である。
*岡井崇,ほか. 委員会提案. 胎児心拍数波形の分類に基づく分娩時胎児管理の指針(2010年版). 日産婦誌. 2010;62:2068-2073より引用
出典
1:
日本産科婦人科学会/日本産婦人科医会編集・監修:産婦人科診療ガイドライン―産科編2023、p.235 表2-3、2023
基線細変動増加例
心拍数基線にかかわらず、レベル2~4に分類される。
画像:基線細変動正常例[ID0602]
*岡井崇,ほか. 委員会提案. 胎児心拍数波形の分類に基づく分娩時胎児管理の指針(2010年版). 日産婦誌. 2010;62:2068-2073より引用
出典
1:
日本産科婦人科学会/日本産婦人科医会編集・監修:産婦人科診療ガイドライン―産科編2023、p.235 表2-4、2023
サイナソイダルパターン
心拍数基線にかかわらず、レベル4か5に分類される。
*岡井崇,ほか. 委員会提案. 胎児心拍数波形の分類に基づく分娩時胎児管理の指針(2010年版). 日産婦誌. 2010;62:2068-2073より引用
出典
1:
日本産科婦人科学会/日本産婦人科医会編集・監修:産婦人科診療ガイドライン―産科編2023、p.235 表2-5、2023
胎児心拍数波形分類に基づく対応と処置(主に32週以降症例に関して)
妊娠32週以降で適応される。対応はA~Dの4つに分類される。
*岡井崇,ほか. 委員会提案. 胎児心拍数波形の分類に基づく分娩時胎児管理の指針(2010年版). 日産婦誌. 2010;62:2068-2073より引用
出典
1:
日本産科婦人科学会/日本産婦人科医会編集・監修:産婦人科診療ガイドライン―産科編2023、p.236 表3、2023
早発一過性徐脈
出典
1:
著者提供
遅発一過性徐脈
出典
1:
著者提供
変動一過性徐脈
出典
1:
著者提供
遷延一過性徐脈
出典
1:
著者提供
遷延一過性徐脈
出典
1:
著者提供
サイナソイダルパターン
妊娠32週、母児間輸血症候群供血児のsinusoidal pattern:切迫早産で入院中のNSTで、3cm程度のサインカーブ状のゆるやかな基線細変動がみられる。このパターンが約10分持続し、その後基線細変動消失に移行したため、直後に帝王切開が施行された。児体重2004g、Apスコア2点、Hb 4.1 g/dl。
出典
1:
岡井 崇:胎児心拍数モニタリング.日産婦誌2007; 59(7); N-202~N-223.
胎児心拍数陣痛図分類に基づく助産師の対応と処置
出典
1:
著者提供