滲出性中耳炎の鼓膜所見
a:右鼓膜は陥凹し、niveauが認められる。
b:左鼓膜は貯留液のため山吹色を呈している。
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好酸球性中耳炎(滲出性中耳炎型)
左鼓膜は貯留液のため黄色を呈している。
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好酸球性中耳炎(慢性中耳炎単純穿孔型)
右鼓膜に穿孔があり中耳腔内に粘稠な貯留液が認められる。
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好酸球性中耳炎(慢性中耳炎肉芽型)
中耳腔から肉芽が外耳道にまであふれ出ている。
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接着鼓膜を伴う両側滲出性中耳炎症例(7歳男児)の鼓膜所見
a:右鼓膜所見。鼓膜の陥凹と貯留液が認められる
b:左鼓膜所見。鼓膜は菲薄化し鼓室岬角に接着している
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接着鼓膜を伴う両側滲出性中耳炎症例(7歳男児)の軸位断側頭骨CT
a: 右上鼓室には一部軟組織陰影が認められる
b: 右中鼓室には一部軟組織陰影を認める
c: 左上鼓室は含気あり
d: 左中鼓室にも含気あり
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好酸球性中耳炎症例(34歳女性)の鼓膜所見
a: 右鼓膜所見。 小穿孔と中耳貯留液が認められる
b: 左鼓膜所見。 穿孔から肉芽が突出している
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好酸球性中耳炎症例(34歳女性)の中耳貯留液組織像(HE染色)
剥奪した中耳粘膜上皮には過分泌に陥った杯細胞が見られ、貯留液には多数の好酸球が認められる。
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滲出性中耳炎/副鼻腔炎合併症例(6歳女児)の左鼓膜所見。
鼓膜は山吹色で中耳貯留液が認められる。
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滲出性中耳炎/副鼻腔炎合併症例(6歳女児)の軸位断頭部CT
a: 右側頭骨に含気がわずかに認められるのみである
b: 左側頭骨に含気がわずかに認められるのみである
c: 両側上顎洞、左篩骨洞に陰影を認める
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滲出性中耳炎型好酸球性中耳炎症例(48歳女性)の左鼓膜所見
鼓膜は黄色で中耳貯留液が認められる。
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小児滲出性中耳炎の診察アルゴリズム
*25~30dBでは、チューブ留置を行ってもよいが、適応をより慎重に検討すべきである。
**チューブ留置が必要な鼓膜の病的変化とは、鼓膜緊張部もしくは弛緩部の高度な内陥、耳小骨の破壊、癒着性の鼓膜内陥を指す。
滲出性中耳炎と診断された小児症例について、その発生からの期間、聴力、鼓膜所見、合併症などを評価し、アルゴリズムに沿って治療法を選択する。
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日本耳科学会、日本小児耳鼻咽喉科学会 編:小児滲出性中耳炎診療ガイドライン2022年度版 p.39 図3-1 金原出版、2022年
好酸球性中耳炎の治療
好酸球性中耳炎の鼓膜所見・臨床像から耳局所処置と全身療法を選択する。
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