音響性聴器障害の分類
音響性聴覚障害は、負荷音の強さと時間によって分けられる。
出典
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一般社団法人 日本聴覚医学会編:急性感音難聴診療の手引き 2018年版. p96 表16. 金原出版, 2018
平均聴力レベルに基づく管理区分
音音域は4,000聴力、会話領域は500,1,000,2,000Hzの3分法平均聴力を用いる。
出典
1:
調所廣之:難聴とその予防.産業医の職務Q&A. 産業医学振興財団, 2006;274-276. (改変あり)
c5 dip(4 kHz dip型聴力像)
騒音性難聴の初期変化(前駆期症状)として診断価値が高い。
出典
1:
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急性音響性難聴の1例
右耳に2,000 Hz dip型の難聴
出典
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髙橋晴雄, 小林俊光, 浦野正美・編.〈ENT臨床フロンティア〉『急性難聴の鑑別とその対処』中山書店. 2012;255.
アルゴリズム
音響性聴覚障害は急性と慢性で診断の流れは共通するものの、治療方針ならびにその後のフォローが異なる。
出典
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