作用機序による抗真菌薬の一覧
抗真菌薬は作用機序から表のように分類される。この中で副鼻腔真菌症(浸潤型)で使用されるのは、ポリエンマクロライド系、アゾール系、キャンディン系などが主体である。
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竹野幸夫、宮原伸之: 真菌症. 特集主題:耳鼻咽喉科外来 薬の選び方・使い方・投与期間. Monthly Book ENTONI 2009;100: 147-154.
副鼻腔真菌症の分類
副鼻腔真菌症は病態的に、真菌の病原性により発症する浸潤型と非浸潤型真菌症、並びに真菌の抗原性によって発症するアレルギー性真菌性副鼻腔炎に分類される。
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症例: 副鼻腔真菌症の再発例(浸潤型アスペルギルス症)
a:冠状断CT画像では篩骨洞天蓋の骨欠損が認められる。
b:冠状断MRI画像では、脳硬膜の強調(肥厚)所見が認められる。
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症例: 副鼻腔真菌症(非浸潤型アスペルギルス症)
a:副鼻腔CT画像(冠状断)
b:副鼻腔CT画像(水平断)
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症例: 副鼻腔真菌症(非浸潤型アスペルギルス症)
a:手術所見(術前所見)
b:手術所見(上顎洞内真菌塊)
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副鼻腔真菌症の診断と治療アルゴリズム
副鼻腔陰影を認めた場合、副鼻腔真菌症を念頭におき、手術による病変の確認と病理学的検査による真菌の検索を行い、フローチャートにあるように診断をつける。
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