歯原性上皮性嚢胞の分類(WHO、2017)
歯原性上皮に由来する嚢胞を歯原性嚢胞とし、炎症に由来する嚢胞を炎症性嚢胞、歯の発育異常に起因する嚢胞を発育性嚢胞とに分ける。
画像1:含歯性嚢胞[ID0605]
画像2:歯性上顎洞炎[ID0604]
画像3:歯根嚢胞(CT所見)[ID0608]
出典
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WHO 分類(4th, 2017)疾患標準和名 日本臨床口腔病理学会 (https://www.jsoms.or.jp/medical/pdf/paper/papers/WHO.pdf、2024年8月アクセス)
歯性上顎洞炎(左)
a:パノラマX線画像
b:術前CT
c:術後半年のCT
出典
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含歯性嚢胞
a:パノラマX線画像
b:CT冠状断
c:CT矢状断
d:CT水平断
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歯根嚢胞
a:ウォーターズ法
b:パノラマX線画像
c:CT冠状断
d:CT水平断
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歯性上顎洞炎(CT所見)
歯根嚢胞と歯根部の骨吸収像、左側の上顎洞陰影を認める。
出典
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歯根嚢胞(CT所見)
左上顎第2大臼歯の歯根部に膨隆性発育を示す単房性嚢胞を認める。
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歯性上顎洞炎のアルゴリズム
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歯原性嚢胞のアルゴリズム
歯原性嚢胞は症状、所見、画像にて診断し、その後は副鼻腔への影響があれば歯性上顎洞炎と同じアルゴリズム(図[ID0701])で対処する。
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