「気道閉塞を生じた食物の誤嚥」による死亡者数の年次推移(H21~R1)
65歳以上の高齢者が食物による気道閉鎖を来す率が高い。
出典
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[https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/release/pdf/consumer_safety_cms204_20201223_01.pdf 消費者庁HP]
口内指掃法
口腔内に異物が認められれば、指で掻き出すのが最も安全。
出典
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[http://www.kishoku.gr.jp/public/disease02.html 日本気管食道科学会ホームページ]
背部叩打法
患児の頭部を低くして、背部を叩き異物を吐き出させる。
出典
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[http://www.kishoku.gr.jp/public/disease02.html 日本気管食道科学会ホームページ]
マギール鉗子
救急隊は必ず携行している、餅や肉など食物異物摘出に効果がある。
出典
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平林秀樹先生ご提供
ハイマン鉗子
扁桃に刺さった細い魚骨異物の摘出に有効。
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平林秀樹先生ご提供
ハイムリッヒ法
患者の背部に周り、心窩部にこぶしを合わせて上方に突き上げる。肺の残気で異物を吐き出させる。
出典
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[http://www.kishoku.gr.jp/public/disease02.html 日本気管食道科学会ホームページ]
ハイムリッヒ法の拳の握り方
ハイムリッヒ法施行の際の拳の作り方。
出典
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[http://www.kishoku.gr.jp/public/disease02.html 日本気管食道科学会ホームページ]
掃除機の先細(隅用)ノズル
掃除機の先細ノズルは餅などの咽喉頭異物摘出に有効なことがあるが、リスクもあり最終手段である。
出典
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[http://www.kishoku.gr.jp/public/disease02.html 日本気管食道科学会ホームページ]
掃除機に容易に装着可能なノズル
咽喉頭の餅などの食物異物吸引摘出の専用ノズルで、ノズルを咽頭内に挿入してから吸引のスイッチを入れるのがコツである。
出典
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[http://www.kishoku.gr.jp/public/disease02.html 日本気管食道科学会ホームページ]
輪状甲状間膜穿刺
咽喉頭異物で窒息状態の時、挿管困難のことが多い。輪状甲状軟骨間で、太い針などを穿刺することにより、気道を確保する。
出典
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平林秀樹:【"口腔咽頭・頸部"私のday & short stay surgery-コツと経験-】口腔・咽頭異物除去術.ENTONI 2021;259: 68-71.
胸部突き上げ法
出典
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樋口 昌孝:小児疾患シリーズ 小児救急の手引き 気道異物. 臨床医薬2004;20(2):105-113.
小児喉頭異物
症例は2週間前から食事が少なくなったと訴え来院した1歳児である。声門に異物を認めたが(a)、沈静が難しく、マスク吸入麻酔下(b)にファイバーでの摘出が成功した。異物は手芸用のスパンコールであった(c)。
出典
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平林秀樹先生ご提供
咽喉頭疾患における治療のアルゴリズム(小児)
治療方針の基本は図に示すごとく、呼吸困難の程度、気道狭窄の程度により、安静や吸入治療から狭窄物の摘除外、酸素吸入、気道確保へと段階的に行われるが、緊急対応を迫られた症例では、即時に気管内挿管や緊急気管切開が必要となる。疾患別の対応は成人と新生児・小児では違いがある。
出典
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平林秀樹先生ご提供
咽喉頭疾患における治療のアルゴリズム(成人)
治療方針の基本は図に示すごとく、呼吸困難の程度、気道狭窄の程度により、安静や吸入治療から狭窄物の摘除外、酸素吸入、気道確保へと段階的に行われるが、緊急対応を迫られた症例では、即時に気管内挿管や緊急気管切開が必要となる。疾患別の対応は成人と新生児・小児では違いがある。
出典
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平林秀樹先生ご提供