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咽頭痛・嚥下痛患者の対応のアルゴリズム

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1: 著者提供

急性喉頭蓋炎の喉頭ファイバースコープ所見

嚥下痛で受診した。喉頭蓋の腫脹が強く、声帯を観察することがまったくできないほどである。ただちに気管切開を行ったが、ここまで喉頭蓋が腫脹しても呼吸苦は訴えていなかった。
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急性喉頭蓋炎の頸部側面X線像

頸部側面X線像では、気道の輪郭がよく描出できる。喉頭蓋の強い腫脹が指摘される。
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進行した下咽頭癌の造影CT像

嚥下痛、食事の通過障害で受診した。唾液の嚥下も困難であった。腫瘍は甲状軟骨を破壊し、気道狭窄が進行し始めている。また、腫瘍は頸部の外方へ浸潤し、壊死を伴うリンパ節転移も認めている。また、唾液の誤嚥による肺炎も併発していた。これほどの状態であっても、呼吸苦は訴えていなかった。
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左側内頸静脈血栓症の造影CT像

急性扁桃炎から、副咽頭間隙の軟部組織へ炎症が進展。さらに内頸静脈へと炎症が波及し、敗血症からDIC、内頸静脈血栓症を起した(矢印)。内頸静脈血栓症では、静脈環流の障害により、嚥下痛や圧痛が非常に強いわりに、腫脹部位の発赤は強くなく、ときに蒼白性に見えることがあるので、注意が必要である。
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左側内頸静脈血栓症の頸部ドプラーエコー所見

左側内頸静脈の内腔には血栓が高輝度のエコー信号として描出され、中心部のわずかな血流しか認められない。
CA:総頸動脈、IJV:内頸静脈、LN:深頸リンパ節
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右側咽喉頭の水痘帯状疱疹ウイルスによる粘膜疹と咽喉頭の運動麻痺

右側咽頭後壁・披裂部・仮声帯の粘膜に、正中線を境とするような発赤と水疱状病変を認める。本症例では、右側咽頭収縮不全、カーテン徴候、右側声帯運動障害も併発しており、迷走神経下神経節に潜伏した水痘帯状疱疹ウイルスの再活性化によるものと考えられた。
a:喉頭ファイバースコープ像(吸気時)
b:喉頭ファイバースコープ像(発声時)
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急性喉頭蓋炎(67歳男性)

a:初診時の喉頭ファイバースコープ像
b:初診時の頸部側面X線像
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下咽頭~食道カンジダ症 (57歳女性)

A:喉頭ファイバースコープ像(発声時)
B:喉頭ファイバースコープ像(吸気時)
C:喉頭ファイバースコープの先端を食道内まで挿入し、食道内腔を観察した像
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右側咽頭腔外異物のCT所見

魚骨刺入時に強い痛みを感じるも、その後、痛みが消失したので放置していた。数週間後、嚥下痛の再燃とともに右側前頚部腫脹にて受診した。咽頭腔外に魚骨異物(矢印)、その周囲に膿瘍形成を認める。統合失調症の患者であった。
a:咽頭腔外異物のCT(水平断)
b:咽頭腔外異物のCT(冠状断)
 
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咽頭痛・嚥下痛患者の対応のアルゴリズム

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急性喉頭蓋炎の喉頭ファイバースコープ所見

嚥下痛で受診した。喉頭蓋の腫脹が強く、声帯を観察することがまったくできないほどである。ただちに気管切開を行ったが、ここまで喉頭蓋が腫脹しても呼吸苦は訴えていなかった。
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