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睡眠呼吸障害(Sleep Disordered Breathing: SDB)診療のアルゴリズム

睡眠呼吸障害診療のアルゴリズムを示す。診断のアルゴリズム([ID0701])に従って、睡眠呼吸障害を閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)、中枢性睡眠時無呼吸症候群(CSAS)、チェーンストークス呼吸(CSR)、睡眠時低換気症候群(SHVS)などに分類し、それぞれについて適切な経鼻的持続陽圧呼吸(CPAP)療法、在宅酸素療法(HOT)などの治療法を選択する。
出典
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1: 日本睡眠学会認定委員会、睡眠障害診療ガイド・ワーキンググループ編:睡眠障害診療ガイド. 文光堂, 2011;44.

エプワース眠気尺度(Epworth Sleepiness Scale)

通常、11点以上を「過度の眠気あり」と評価する
出典
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1: 日本睡眠学会認定委員会,睡眠障害診療ガイド・ワーキンググループ編:睡眠障害診療ガイド.文光堂、2011;95

診断基準(成人の閉塞性睡眠時無呼吸)

AとBとD、またはCとDで成人の閉塞性睡眠時無呼吸の診断基準を満たす。

診断基準(小児の閉塞性睡眠時無呼吸)

A~Eで小児の閉塞性睡眠時無呼吸の診断基準を満たす。

肥満指数(BMI: Body Mass Index)

成人の肥満の判定基準は国により異なる
WHOの判定基準ではBMI=30以上を肥満としているが、日本ではBMI=25以上を肥満としている.
出典
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1: 日本肥満学会編:肥満症治療ガイドライン、2006年.

軟口蓋低位の評価

a:軟口蓋低位なし:安静時に経口的に咽頭を観察し、口蓋垂の先端が容易に観察できるもの
b:軽度軟口蓋低位:舌を軽く押さえ、口蓋垂の先端が観察できるもの
c:高度軟口蓋低位:舌を強く押さえても、口蓋垂の先端の観察が困難なもの
出典
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1: 著者提供

口蓋扁桃肥大の評価

経口的にはMackenzie分類を用いる.
a:口蓋扁桃の肥大なし
b:Ⅰ度肥大:前後口蓋弓のなす面よりわずかに口蓋扁桃が突出している
c:Ⅱ度肥大:前後口蓋弓のなす面より口蓋扁桃が強く突出していて、Ⅰ度とⅢ度の中間の肥大
d:Ⅲ度肥大:口蓋扁桃が正中線を超えて突出している(または両側の口蓋扁桃が正中で接触している)
e:口蓋扁桃の肥大なし
f:Ⅰ度肥大:前後口蓋弓のなす面よりわずかに口蓋扁桃が突出している
g:Ⅱ度肥大:前後口蓋弓のなす面より口蓋扁桃が強く突出していて、Ⅰ度とⅢ度の中間の肥大
h:Ⅲ度肥大:口蓋扁桃が正中線を超えて突出している(または両側の口蓋扁桃が正中で接触している)
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1: 著者提供

口峡部の評価

口峡の幅を診察する.
a:経口的中咽頭評価
b:経鼻的中咽頭評価
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1: 著者提供

いびき症・閉塞性睡眠時無呼吸症候群の上気道内視鏡検査の手順

坐位あるいは仰臥位でファイバースコープによる上気道形態の観察を行う. まず経口的に中咽頭の評価を行い、次に経鼻的に順次鼻副鼻腔、上咽頭、中咽頭、喉頭へと評価を進める
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1: 佐藤公則:睡眠時無呼吸症候群の検査 内視鏡検査. JOHNS 2012; 28:870~876.

舌根後退の評価

経鼻的に観察する。
a:舌根後退なし:口蓋垂先端のレベル(図の点線)より後方に舌根がないもの
b:舌根軽度後退:口蓋垂先端のレベル(図の点線)より後方に舌根が及ぶもの
c:舌根高度後退:喉頭蓋谷まで舌根が及ぶもの
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1: 著者提供

下顎前突テスト

経鼻的に観察し、下顎前突による舌根の動きを評価する。
舌根が後退しており、下顎を前突させると舌根の後退が改善する例では、口腔内装置による咽頭腔の拡大が期待できる。
a:安静時
b:下顎前突時
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1: 著者提供

甲状腺機能低下症に伴う閉塞性睡眠時無呼吸症候群

咽頭・喉頭粘膜に浮腫状変化を認める
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1: 著者提供

いびき症に対するlaser-assisted uvulopalatoplasty(LAUP)(52歳、女性)

 
a:術前:中咽頭の形態がいびきの原因であった。
b:術中:炭酸ガスレーザーを用いて膜状の軟口蓋粘膜を切除し、口峡を拡大する。
c:術後1カ月:口峡は広く開大している。
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1: 著者提供

睡眠時無呼吸症候群に対する口蓋扁桃摘出術(12歳、男児)

a:両側の口蓋扁桃摘出術(摘出前)
b:両側の口蓋扁桃摘出術(摘出後)
c:摘出した両側口蓋扁桃
d:術後1カ月の咽頭所見 咽頭腔は広く開大している
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1: 著者提供

いびき症に対する口腔内装置治療(44歳、女性)

口腔内装置を装着すると舌根レベルの気道が拡大する。
a:口腔内装置装用前
b:口腔内装置装用前
c:口腔内装置装用後
d:口腔内装置装用後
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1: 著者提供

睡眠呼吸障害(Sleep Disordered Breathing: SDB)診断のアルゴリズム

睡眠呼吸障害診断・検査の手順を示す。
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1: 日本睡眠学会認定委員会、睡眠障害診療ガイド・ワーキンググループ編:睡眠障害診療ガイド.文光堂、2011;39

睡眠呼吸障害(Sleep Disordered Breathing: SDB)診療のアルゴリズム

睡眠呼吸障害診療のアルゴリズムを示す。診断のアルゴリズム([ID0701])に従って、睡眠呼吸障害を閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)、中枢性睡眠時無呼吸症候群(CSAS)、チェーンストークス呼吸(CSR)、睡眠時低換気症候群(SHVS)などに分類し、それぞれについて適切な経鼻的持続陽圧呼吸(CPAP)療法、在宅酸素療法(HOT)などの治療法を選択する。
出典
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1: 日本睡眠学会認定委員会、睡眠障害診療ガイド・ワーキンググループ編:睡眠障害診療ガイド. 文光堂, 2011;44.

エプワース眠気尺度(Epworth Sleepiness Scale)

通常、11点以上を「過度の眠気あり」と評価する
出典
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1: 日本睡眠学会認定委員会,睡眠障害診療ガイド・ワーキンググループ編:睡眠障害診療ガイド.文光堂、2011;95