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小児の耳下腺腫脹・腫瘤の鑑別のアルゴリズム

丁寧な耳下部の触診により腫瘤を形成しているのか耳下腺全体が腫脹しているのかを判断する。腫瘤であれば画像診断により腫瘍性疾患の精査を進める。耳下腺の腫脹が初回であれば、流行性耳下腺炎、急性化膿性耳下腺炎を考え、反復する腫脹であれば、反復性耳下腺炎、小児シェーグレン症候群、耳下腺気腫を考慮する。診断のためには耳下腺開口部の観察が重要であり、排膿があれば反復性耳下腺炎を考え、排膿がなければ小児シェーグレン症候群、耳下腺気腫を考えて画像診断や血液検査などを含めた精査を進める。
出典
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1: 著者提供

耳下腺造影像

導管の拡張と点状陰影が認められる。
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1: 著者提供

耳下腺気腫のCT

耳下腺管の拡張と腺内の気腫像が認められる。
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1: 著者提供

MRシアログラフィー

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1: 著者提供

小児の耳下腺腫脹・腫瘤の鑑別のアルゴリズム

丁寧な耳下部の触診により腫瘤を形成しているのか耳下腺全体が腫脹しているのかを判断する。腫瘤であれば画像診断により腫瘍性疾患の精査を進める。耳下腺の腫脹が初回であれば、流行性耳下腺炎、急性化膿性耳下腺炎を考え、反復する腫脹であれば、反復性耳下腺炎、小児シェーグレン症候群、耳下腺気腫を考慮する。診断のためには耳下腺開口部の観察が重要であり、排膿があれば反復性耳下腺炎を考え、排膿がなければ小児シェーグレン症候群、耳下腺気腫を考えて画像診断や血液検査などを含めた精査を進める。
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耳下腺造影像

導管の拡張と点状陰影が認められる。
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1: 著者提供