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デジタル技術を利用したインプラント治療のワークフロー

出典
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1: 日本口腔インプラント学会編:口腔インプラント治療指針2020. p73, 図29.

インプラントの成功基準

インプラント治療によって従来とは異なる補綴治療が可能となった。このことは臨床的に進歩した基準を満たしていなくてはならない。
出典
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1: Zarb GA, Albrektsson T:インプラント評価基準の新しいコンセンサス-トロント会議の全容- Quintessence DENTAL Implantology別冊 2001

Lekholm とZarbの骨量と骨質に関する分類

上顎骨、下顎骨の骨量の模式図と骨質の概念図。骨質の分類は主観的な分類であるものの、インプラントの予後と強い正の相関関係を持つとされている。

論文を統合して得られたオッセオインテグレーション維持率

日本人に埋入された歯根型オッセオインテグレーテッドインプラントの臨床的生存を扱う原著論文を抽出し、系統的レビューをしたもののうち、オッセオインテグレーション維持率の統合データ。
出典
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1: 赤川安正、松浦正朗、矢谷博文、渡邉文彦編:よくわかる口腔インプラント学.第2版.医歯薬出版社、2011;21.

オッセオインテグレーション獲得の失敗因子、オッセオインテグレーション維持の喪失のリスク因子

a:オッセオインテグレーション獲得の失敗因子
b:オッセオインテグレーション維持の喪失のリスク因子
オッセオインテグレーションの獲得に関しては生物学的な観点が重要。しかし、オッセオインテグレーションを維持するには生体力学的な観点が重要となる。
出典
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1: 赤川安正、松浦正朗、矢谷博文、渡邉文彦編:よくわかる口腔インプラント学.第2版.医歯薬出版社、2011;23.

上部構造図の分類

上部構造にはさまざまなタイプのものがある。大きくは固定性補綴装置か可撤性補綴装置の2つに分けられる。また、固定性上部構造は、さらにその固定様式により、スクリュー固定式とセメント固定式に分けられる。さまざまなことを考慮して補綴の設計を行うことが重要となる。

外科術式

インプラント埋入手術。粘膜骨膜切開を行い、骨面を明示、小さなドリルから大きなドリルへ順次インプラント埋入窩を形成する。インプラントを機械もしくは手指にて埋入していく。縫合して一時手術は終了。
a:切開
b:剝離
c:ラウンドバーでの方向付け
d:径の細いドリルでのインプラント埋入窩形成と方向確認
e:ドリルの径の拡大
f:インプラント体の埋入
g:トルクをかけてインプラント体を回転させ、目的とする深さまで埋入深度を調整
h:インプラント体の埋入(機械を用いる場合)
i:埋入が終了した概念図
j:粘膜縫合

インプラント補綴治療の流れ

埋入手術からの免荷期間と、二次手術の軟組織治癒期間をおいてから、印象、暫間補綴装置装着、最終印象、最終補綴装置装着を行っていく。

インプラント印象方法の分類

直接印象と間接印象の2つの方法があるが、基本は印象用パーツやレプリカを用いた間接印象法である。
出典
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1: 池上龍朗、下田裕子著、水上哲也監:インプラント治療はチームアプローチ 検査・診断・手術・コンサルテーション.医歯薬出版株式会社、2009;109.

間接印象法の分類

クローズドトレー法とオープントレー法があるが、それぞれ利点・欠点があるため、適応症により使い分ける。
出典
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1: 池上龍朗、下田裕子著、水上哲也監:インプラント治療はチームアプローチ 検査・診断・手術・コンサルテーション.医歯薬出版株式会社、2009;109.

インプラント補綴術式

インプラントに印象用の部品を装着し、印象採得する。写真はオープントレー法。
a:印象用コーピングの連結
b:トレーをくり抜き調整
c:印象採得
d:印象材の硬化後、固定用スクリューを緩めて、トレーを口腔内より撤去する。
e:インプラントアナログが埋め込まれた模型。
出典
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1: (九州歯科大学 正木千尋博士のご厚意による)

上部構造装着し、セラミックの外冠を装着した

a:装着前のインプラント体を上面からみた図
b:内冠をスクリューで装着。
c:正面観
d:上部構造体
e:装着図
出典
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1: (九州歯科大学 正木千尋博士のご厚意による)

骨造成方法(GBR法)

インプラントを埋入するときに骨が不足することがある。不足した骨を造成する方法の1つで、比較的よく用いられる。骨造成方法はさまざまなものがあり、不足した骨や軟組織の量により選択される。
a:術前の口腔内写真。歯槽骨の高さはあるものの、幅の不足が予想される。
b:インプラント体埋入後、唇側面に骨欠損が見られた。
c:自家骨を骨移植し、骨欠損を覆う。
d:その上にメンブレンを設置。
e:6カ月後の二次手術時。
f:移植した骨が、理想的な形態で生着している。
g:上部構造装着。
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1: 著者提供

インプラント治療の手順

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1: 日本口腔インプラント学会編:口腔インプラント治療指針2020. p16, 図13.

インプラント治療で用いる移植材(2020年4月現在)

出典
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1: 日本口腔インプラント学会編:口腔インプラント治療指針2020. p63, 表22.

サイナスリフトとソケットリフトの比較

出典
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1: 日本口腔インプラント学会編:口腔インプラント治療指針2020. p66, 表23.

インプラント体の近遠心的および頰舌的位置

出典
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1: 日本口腔インプラント学会編:口腔インプラント治療指針2020. P46, 図19.

インプラント体と天然歯およびインプラント体間の距離

出典
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1: 日本口腔インプラント学会編:口腔インプラント治療指針2020. P46, 図20.

骨造成方法(上顎洞底挙上術)

上顎洞底挙上術(サイナスリフト)の術式。上顎臼歯部の不足した骨を造成する方法の1つで、よく用いられる。
a、b:術前の口腔内写真。
c:術前のレントゲン画像。
d:術前のCBCT画像。上顎洞が発達しており、インプラントを埋入するための骨がない。
e:骨移植後のレントゲン画像。
f:骨移植後のCBCT画像。
g:インプラント埋入後のレントゲン画像。
h:デンタルエックス線画像。
i:上部構造装着後のレントゲン画像。
j:上部構造装着後の口腔内写真。
 
(術式:異なる症例)
a:粘膜骨膜切開。
b:骨面を明示する。
c:骨削除し、上顎洞粘膜を丁寧に剥離し、挙上する。このスペースに移植骨、人工骨等を移植する。
出典
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1: 著者提供

欠損補綴における臨床判断のための判断樹

欠損歯列に対する補綴治療の目的は、“歯および周囲諸組織の欠損から生じる咀嚼・発語機能や審美性の低下を回復し、患者のQOLの回復をはかる”ことにある。考えられる治療法をフローチャート化した判断樹を示す。このことを患者に説明しながら患者本人に治療方法を選択してもらう。

治療計画決定までの流れ

インプラント治療の流れ。現在の口腔内を診断、治療計画の立案が重要である。

全身状態および局所状態の診察・検査と診断

出典
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1: 日本口腔インプラント学会編:口腔インプラント治療指針2020. p18, 図14.

デジタル技術を利用したインプラント治療のワークフロー

出典
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1: 日本口腔インプラント学会編:口腔インプラント治療指針2020. p73, 図29.

インプラントの成功基準

インプラント治療によって従来とは異なる補綴治療が可能となった。このことは臨床的に進歩した基準を満たしていなくてはならない。
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1: Zarb GA, Albrektsson T:インプラント評価基準の新しいコンセンサス-トロント会議の全容- Quintessence DENTAL Implantology別冊 2001