在宅人工呼吸症例数の変遷
筆者らが実施した6回の全国実態調査では、図に示すような現状にある。療養者数は、2014年の全国調査では17,190症例となっており、1997年以降認められた患者数の急増傾向は、ここ数年ほぼ定常状態となっている。NPPV症例数が11,350例とHMVの66%を占め、一方TPPV症例数は5,840例とこれまでの調査と比べ増加傾向を認めるが、2007年までの全国調査で過小評価されていた可能性が大きいと考える。
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HMVの適応疾患
いずれの疾患もNPPV,TPPVを症状に応じて選択する。
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在宅人工呼吸基礎疾患
a:NPPV在宅
b:TPPV在宅
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肺胞換気量と二酸化炭素分圧
a:PaCO2が正常レベルの症例
b:高二酸化炭素血症を認める症例
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準備・ 指導・ 訓練の チェックリスト
緊急時の中心病院(入院病院)の決定や支援体制の構築とともに、機器・インターフェースの取扱いなどの指導・訓練を実施する。
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診療体制
TPPV症例の場合、いずれかの職種が休日以外は訪問する体制を確保する。一方、NPPV症例は、外来通院可能な症例がほとんどであるので平均数回/月の訪問体制を確保する。
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在宅人工呼吸療法の今後の課題
在宅ケアをスムーズに継続するための今後の課題
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在宅人工呼吸療法の基本診療体制
適応の決定から準備期間を経ての在宅開始までの流れを示す。
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