Lightの基準
癌性胸膜炎では滲出性胸水となるため、この基準も満たさない場合は否定的である。
出典
1:
Pleural effusions: the diagnostic separation of transudates and exudates.
Ann Intern Med. 1972 Oct;77(4):507-13.
癌性胸膜炎を伴う肺癌症例の胸部単純X線画像
右胸水が中等量貯留しており、右肺門部に腫瘤状陰影を認める。肺癌に伴う癌性胸膜炎が疑われる。
出典
1:
著者提供
癌性胸膜炎症例
a:胸部単純X線
b:胸部CT(肺野条件)
c:胸部造影CT(縦隔条件)
単純X線画像(a)では右胸水が中等量貯留しており、肺野に明らかな異常陰影は認めない。胸水排液後のCTにて、右下葉に腫瘤影を認める(b、c)。
出典
1:
著者提供
滅菌調整タルクによる胸膜癒着術の方法
出典
1:
坂英雄:LS-16.滅菌調整タルク:がん性胸膜癒着術の標準療法、第54回日本肺癌学会総会 2013年11月開催.
胸水貯留に対する治療方針のアルゴリズム
出典
1:
Management of a malignant pleural effusion: British Thoracic Society Pleural Disease Guideline 2010.
Thorax. 2010 Aug;65 Suppl 2:ii32-40. doi: 10.1136/thx.2010.136994.