肩の解剖
a:肩関節の冠状断像
b:三角筋を取り除いて肩峰下滑液包を上方より見た図
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肩関節単純X線写真
bおよびcでは、肩峰と上腕骨頭の間に石灰が認められる。
a:正常肩関節正面像
b:肩関節正面像 石灰沈着性腱炎
c:肩関節scapular Y像 石灰沈着性腱炎
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インピンジメントサイン 陽性
被験者の後ろに立ち、一方の手で被験者の肩甲骨を固定し、もう一方の手で調べるほうの肩を強制的に屈曲させる。肩痛が惹起されると陽性である。
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棘上筋腱超音波像
a. 石灰沈着性腱炎:
石灰沈着性腱炎では、腱板内に石灰表層が高エコーな部がある。その下が低エコーになる場合もある。
b. 腱板断裂:
腱板断裂では正常では上方凸の腱板が菲薄化もしくは、消失する。
c. 長軸像:
正常では、上方凸の腱板が表層不正で陥凹している。
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肩関節MRI像
石灰沈着腱板はlow intensityとなり、腱板断裂部はT2強調画像でhigh intensity areaとなる。
a:石灰沈着性腱炎
b:腱板断裂
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単純X線 肩関節正面像
腱板内に沈着した石灰(→)
a:正常;肩関節の上に何もありません。
b:肩関節の上に白い部分があります。これが石灰です。
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症例1
a:腱板および肩峰下滑液包内に淡い巨大な石灰陰影がある。 b、c:徐々に吸収されている。
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症例2
a:肩関節正面単純X線像
b:MRI T2強調画像
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肩峰下滑液包内注射
ヒビテン、アルコールなどで3度消毒したあと圧痛があり突出している部分に注入を行う
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肩峰下滑液包視所見
a:白く膨隆した石灰沈着部
b:摘出した石灰
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石灰沈着性滑液包炎 診断と治療のアルゴリズム
診断後に保存的治療を3~6カ月間行い、それで著効を示さなかった場合に手術を行う。
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