必要に応じてZ形成やV-Yなどを行う
a:multiple Z-plastyでは、いったん露出部を作り出してから、長軸方向の皮膚拘縮をジグザグ型の縫合線として解消することができる。手掌の露出部を広くとれるため通常は隣接する患部組織の切除が可能となることから、手掌への延長線は1本だけで済むのが一般的である。
b:関節や皮膚の拘縮が大きな問題になっていない場合は、この図のように、ジグザグ型の切開線の角の部分を延長することで、余分な皮膚を有効に活用することが可能である。
c:皮膚組織が侵されている可能性のある範囲を陰影付きの領域として示している。
d:拘縮範囲が手掌のみの場合は、横切開も選択可能である。
e,f:MukerjeaのV-Y形成法