手関節背側のガングリオン
a:手関節背側に腫瘤を認める。
b:MRI:T
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強調画像、矢状断。高信号を示す多房性の嚢胞を認める。
(参考文献 藤哲:最新整形外科学体系 15-B 、手関節・手指II 15-B. 三浪明男,越智隆弘編. 中山書店,2007;201-205)
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手関節部掌側のガングリオン
a、b:橈骨動脈に接していることが多い。
(参考文献 藤哲:最新整形外科学体系 15-B 、手関節・手指II 15-B. 三浪明男,越智隆弘編. 中山書店,2007;201-205)
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尺骨神経深枝麻痺を呈した手掌内ガングリオン
a:母指球皮線に沿った皮切。
b,c:腫瘤は尺骨神経深枝を圧迫していた。
d:摘出したガングリオン。
(参考文献 藤哲, 成田 俊介:手・指ガングリオン, 整形外科の小手術, OS NOW , 1995; 19, 141-147,)
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手関節背則のガングリオン直視下手術
a:左手関節、発生部位(舟状・月状骨間)を展開できるように、皮切は腫瘤よりやや近位に置く。本症例では横皮切を使用しているが、他の腫瘍を疑う場合には縦皮切とする(悪性腫瘍だった場合の追加切除範囲を最小にするため)。
b:茎部を残し剝離が終了した状態。
c:関節包と舟状月状骨靭帯を一部含めて切除する。
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手関節背側のガングリオン:茎部の切除
a:関節包と手根間靱帯との間で関節包を腫瘤に含めて切除する。もし靱帯内にも嚢腫の膨らみが認められたり、ゼリー状内容液の排出があれば同部も切除する。
b:関節軟骨面が露出するが、縫合する必要はない。
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手関節橈側のガングリオンと橈骨動脈
a:橈側手根屈筋の橈側に腫瘤が存在し同腱を尺側に引き、橈骨動脈より腫瘤を剝離する。橈骨動静脈の深部より同血管を押し上げるように存在した。
b:遠位に茎部を展開すると橈骨手根関節包に達していた。
c:ガングリオン基部を残し剝離が終了。
(参考文献:b,c: 藤 哲, 成田 俊介:手・指ガングリオン, 整形外科の小手術, OS NOW.1995;19: 141-147.)
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Guyon管に発生し尺骨神経麻痺を呈した例
a:尺骨神経深枝(運動支配神経)を圧迫していた。
b:同図。
c:摘出したガングリオン。
(参考文献 a,c: 藤 哲:最新整形外科学体系 15-B 手関節・手指II 15-B: 三浪明男、越智隆弘編.中山書店, 2007; 201-205)
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基節骨掌側のガングリオン
a:近位指皮線部のzig-zag 皮切にて展開し、橈側・尺側の神経血管束を損傷しないように注意する。
b:腫瘤に屈筋腱A1靱帯性腱鞘の一部を含めて摘出する。
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粘液嚢腫
a:外観および手術所見
b:腫瘤の茎部をDIP 関節包を含めて摘出する。骨棘が存在する場合は切除する。
c:摘出標本。
(参考文献 a,c:藤 哲, 成田 俊介:手・指ガングリオン, 整形外科の小手術, OS NOW , 1995; 19, 141-147)
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