一般細菌性肺炎と非定型肺炎の区別
日本呼吸器学会の市中肺炎診療ガイドラインにおいて採用された、一般細菌性肺炎と、マイコプラズマ肺炎を含む非定型肺炎とを区別する基準項目。何項目該当するかにより方向性を決めることができる。
出典
1:
日本呼吸器学会成人肺炎診療ガイドライン2024作成委員会:成人肺炎診療ガイドライン2024 日本呼吸器学会、2024年 p32より改変
マイコプラズマ肺炎の胸部CT
典型症例の胸部CT
出典
1:
著者提供
マイコプラズマ肺炎の胸部X線
典型症例の胸部X線
出典
1:
著者提供
マイコプラズマ各検査法の比較
マイコプラズマの各種検査法を比較した。発症時から陽性となり、感度、特異度とも優れているのはLAMP法である。しかし、迅速性ではイムノクロマト法が便利で有用である。感度が低いことに注意が必要である。イムノカード法は感度、特異度とも報告によりかなりばらつきがあるため注意が必要である。CF法、PA法はペア血清での評価を行う点に注意する。マイクロアレイ法を用いた網羅的PCRを含むPCR検査も技術進歩が著しく有用である。
出典
1:
著者提供
マイコプラズマ肺炎アルゴリズム
市中肺炎の診断から治療開始までのアルゴリズム
出典
1:
著者提供