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股関節疾患と他領域疾患との鑑別の進め方

理学所見や誘発テストなどを通じ、他領域疾患を鑑別に挙げ、画像診断やブロックの効果判定などにより診断を進める。

出典

1: 「大橋寛憲ら: 股関節痛と間違いやすい痛み, 運動器の痛みプライマリケア股関節の痛み, 菊地臣一編, p.97, 図1, 2011, 南江堂」より許諾を得て転載

Patrick (FABER) test

出典

1: 「神野哲也：問診、身体所見, 変形性股関節症基本とUP TO DATE, 久保俊一, 杉山肇編, p.77, 図4, 2010, 南江堂」より許諾を得て転載

Anterior impingement test、FADIR (Flexion Adduction Internal Rotation) test

出典

1: 「神野哲也：問診、身体所見, 変形性股関節症基本とUP TO DATE, 久保俊一, 杉山肇編, p.77, 図5, 2010, 南江堂」より許諾を得て転載

Drehmann sign

出典

1: 長谷川幸治：徒手検査のコツ. 整形外科Knack & Pitfalls 股関節外科の要点と盲点. 久保俊一編. 文光堂, 2005: 31. 図4.

Thomas test

対側股関節①を最大屈曲すると、検側股関節が自然に屈曲②する場合に陽性とする。

出典

1: 「帖佐悦男：成人の診察, 運動器の痛みプライマリケア股関節の痛み, 菊地臣一編, p.62, 図2 b, 2011, 南江堂」より許諾を得て転載

Trendelenburg sign

a：健側での片脚起立　　b：患側での片脚起立

出典

1: 長谷川幸治：徒手検査のコツ. 整形外科Knack & Pitfalls 股関節外科の要点と盲点. 久保俊一編. 文光堂, 2005;p30. 図1.

変形性股関節症のX線病期分類

a：前股関節症

b：初期股関節症

c：進行期股関節症

d：末期股関節症

出典

1: 著者提供

特発性大腿骨頭壊死症診断基準

出典

1: 「日本整形外科学会診療ガイドライン委員会, 特発性大腿骨頭壊死症診療ガイドライン策定委員会編：特発性大腿骨頭壊死症診療ガイドライン 2019, p.39, 2019, 南江堂」より許諾を得て転載

2: Sugano N, Atsumi T, Ohzono K, et al: The 2001 revised criteria for diagnosis, classification, and staging of idiopathic osteonecrosis of the femoral head. J Orthop Sci 2002; 7(5): 601–605.

特発性大腿骨頭壊死症

a：帯状硬化像

b：MRI T1強調像　Band pattern

出典

1: 著者提供

大腿骨頭軟骨下脆弱性骨折の症例

MRI T1強調像（冠状断像）では関節面近傍に中枢に凸の線状低信号像（矢印）や骨頭から頚部に広がる低信号の骨髄浮腫像を認める。

出典

1: 著者提供

急速破壊型股関節症例

発症後、比較的短期間での急速な骨頭の骨破壊が認められる。

a：発症時

b：6カ月後

出典

1: 著者提供

FAIの画像指標

a：cross-over sign（pincer type）

b：pistol grip deformity　骨頭直下の前方骨突出（cam type）

c：pistol grip deformity　前方骨突出：側面像（cam type）

出典

1: 著者提供

強直性脊椎炎の画像所見

a：単純X線像：脊椎正面

b：単純X線像：脊椎側面

c：単純X線像：股関節正面

出典

1: 著者提供

肺癌の転移性骨腫瘍例

a：単純X線像では、左大腿骨近位大転子部に骨折線用陰影を認める（矢印）。

b：MRI T1強調像で、左大腿骨転子部に低輝度領域を認める（矢印）。

c：胸部単純X線像では右肺に異常陰影を認める（矢印）。

出典

1: 著者提供

股関節唇損傷の画像診断

a、b：放射状MRIや関節造影後CTの放射状再構成像では、関節唇断裂部に信号変化や造影剤の流入がみられる（矢印）。

出典

1: 西井孝先生ご提供

学童期の化膿性股関節炎例

a：MRI T2強調脂肪抑制像で右股関節に関節液の貯留が確認された。

b：関節液は混濁していた。

出典

1: 著者提供

大腿骨寛骨臼インピンジメント（FAI）*の診断指針（日本股関節学会指針）

* 狭義の診断指針：明らかな股関節疾患に続発する骨形態異常を除いた大腿骨－寛骨臼間のインピンジメント

出典

1: 「日本整形外科学会診療ガイドライン委員会, 変形性股関節症ガイドライン策定委員会編：変形性股関節症診療ガイドライン 2024 改訂第3版, p.144, 2024, 南江堂」より許諾を得て転載

変形性股関節症

a：単純X線像

b：単純X線像　左人工股関節置換術後

出典

1: 著者提供

一過性大腿骨頭萎縮症

a：単純X線像

b：発症時　MRI T1強調像

c：4カ月後　MRI T1強調像

出典

1: 著者提供

股関節の画像診断の進め方

出典

1: 「帖佐悦男：成人の診察, 運動器の痛みプライマリケア股関節の痛み, 菊地臣一編, p.61, 図1, 2011, 南江堂」より許諾を得て転載

股関節疾患と他領域疾患との鑑別の進め方

理学所見や誘発テストなどを通じ、他領域疾患を鑑別に挙げ、画像診断やブロックの効果判定などにより診断を進める。

出典

1: 「大橋寛憲ら: 股関節痛と間違いやすい痛み, 運動器の痛みプライマリケア股関節の痛み, 菊地臣一編, p.97, 図1, 2011, 南江堂」より許諾を得て転載

Patrick (FABER) test

出典

1: 「神野哲也：問診、身体所見, 変形性股関節症基本とUP TO DATE, 久保俊一, 杉山肇編, p.77, 図4, 2010, 南江堂」より許諾を得て転載