単純X線像
右化膿性股関節炎 （1カ月、男児）
骨頭は未骨化のため観察できないが、右股関節の外方化がみられ、ほぼ脱臼位となっている。
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MRI（造影）
左化膿性股関節炎（11カ月、男児）
他院で外科的処置がされず、抗菌薬の点滴静注が3週間行われた。血液検査で炎症反応は一次的に軽快したが、股関節炎は鎮静化せず、当院を紹介されて受診した。
MRIでは、左股関節液の貯留が著明であり、周囲軟部組織と骨髄の炎症所見を認める。
a：T1強調画像（左：横断像、右：冠状断像）
b：T2強調画像（左：横断像、右：冠状断像）
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関節穿刺液
股関節より混濁した膿が穿刺される。
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関節切開・排膿
手術にて股関節の切開を行うと、膿の排出がみられる。
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乳児化膿性股関節炎 治療のアルゴリズム
乳児化膿性股関節炎診断後の治療体系では、出来るだけ早期の手術と抗菌薬の投与が必要である。
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