a:触診にて断裂部を固定し、断裂端中枢部より約4~5cm中枢にて経皮的に縫合針を水平に刺入し、アキレス腱実質にしっかり刺入後反対側の皮膚に出す。
b:各々の刺入口よりアキレス腱断裂中枢端に向かいクロスして縫合針を刺入する。
c:どちらか一方の縫合針をアキレス腱断裂部の側面に皮下に這わせて末梢に向かって進め、それをアキレス腱の末梢断裂部を通して反対側に出す。
d:最後にアキレス腱断裂の反対側の皮下を通して縫合針の出口より皮下から出し、よく両側の縫合糸をしごいて緊張させて結節縫合する(外側では腓腹神経が走行しているので、なるべくアキレス腱に密着させて操作することが必要となる。