三尖弁狭窄の3D心エコー図画像(MPR展開)
三尖弁先端の棍棒様肥厚、弁下組織の肥厚とともに、可動性制限が明瞭に認められる
カルチノイド症候群にともなう中等症三尖弁狭窄・重症三尖弁逆流の合併例(断層像)
カルチノイド症候群では右側心内膜線維症によって三尖弁は肥厚短縮して可動性が固定化されるのが特徴的で、このため重症三尖弁逆流の合併が必発である。
カルチノイド症候群にともなう中等症三尖弁狭窄・重症三尖弁逆流の合併例(3Dズーム像)
カルチノイド症候群では右側心内膜線維症によって三尖弁は肥厚短縮して可動性が固定化されるのが特徴的で、このため重症三尖弁逆流の合併が必発である。
症例1の3D心エコー図検査
三尖弁にも肥厚、開放制限所見があり、中等症三尖弁狭窄および逆流を認めた。
症例2の3D心エコー図
三尖弁は肥厚変性し可動性の消失をきたしており、収縮期には大きな接合ギャップを形成し重症逆流をともなう。拡張期には開放制限があり中等症狭窄を呈する。
図1 正常三尖弁の心エコー図
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図2 三尖弁狭窄症の心エコー図(右室流入断面)
三尖弁は肥厚し可動制限があり、拡張期にも開放が不十分である(弁口面積が減少)。
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図3 三尖弁狭窄を疑う所見(カラードプラ法)
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図4 連続波ドプラによる三尖弁狭窄の所見
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