Child-Pugh(チャイルド・ピュー)分類は、考案者である米国の外科医Childと英国の外科医Pughの名前を取って呼ばれている。
実際の治療(主に肝癌治療)においては、患者ごとに肝機能の値を正確に算出するのは容易ではなく、肝機能をA、B、Cの3段階に分類している。肝機能が最も高く、安全に治療が行えるのがA、治療に注意を要するのがB、最後のCは非代償性肝硬変の状態で、肝癌や合併症に対する侵襲を伴う積極的な治療は行えない。
参考文献:
Pugh RN et al: Transection of the oesophagus for bleeding oesophageal varices. Br J Surg. 1973 Aug;60(8):646-9. PMID: 4541913