A型肝炎の分布
A型肝炎の流行状況は地域によって異なり、衛生環境の整備不十分な地域で多く発生する。
出典
1:
CDC:Hepatitis A CDC Yellow Book 2024 https://wwwnc.cdc.gov/travel/yellowbook/2024/infections-diseases/hepatitis-a(2024年6月閲覧)
A型肝炎の臨床経過
AST、ALTの著明な上昇、ビリルビン値の上昇を認める。HAV-RNAは発症前から血液中に検出され、肝障害とともに減少する。
出典
1:
横須賀收:特集/感染症の旅行医学、日本旅行医学会学会誌第16号、2019より一部改変
腎不全を合併したA型肝炎
入院後、1週間ほど持続血液透析を行った。ALTは速やかに改善がみられたが、Crは改善を認めなかった。その後、週3回の血液濾過透析を3週ほど続けたところ、Crおよびビリルビンの低下が得られた。
出典
1:
森山光彦先生、林順平先生、山本敏樹先生ご提供、著者一部改訂
ウイルス性肝炎の診断アプローチ
出典
1:
Jensen MK, et al. Nelson Textbook of Pediatrics. 21th ed. Chapter 385, 2106-2119.e2, Elsevier, 2020. https://www.clinicalkey.jp/#!/content/book/3-s2.0-B9780323529501003850 一部改変.