乳頭浮腫
悪性高血圧における乳頭浮腫の所見
出典
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Myron Yanoff MD and Jay S. Duker MD :Ophthalmology, 5th ed., 9.6.Papilledema and Raised Intracranial Pressure, Fig. 9.6.5, Elsevier, 2019.
解離性大動脈瘤の造影CT所見
横隔膜レベルにエントリーを持つ最大径4 cmの解離性大動脈瘤がみられる。
a:コロナル像(冠状断面) b:アキシャル像(体軸断面)
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褐色細胞腫の単純CT所見
左副腎に4×5 cmの内部不均一な腫瘍を認める。
a:単純CT像 b:造影CT像
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高血圧緊急症に用いる経静脈降圧薬
使用する降圧薬は、効果発現および中止後の効果消失が速やかな経静脈薬剤を用いる。ニトログリセリンは、特に急性冠症候群の患者に適応となる。フェントラミンは褐色細胞腫の第1選択薬である。塩酸ヒドララジンは妊婦でも使用可能である。
参考文献:日本高血圧学会高血圧治療ガイドライン作成委員会編:高血圧緊急症および切迫症の診断と治療.高血圧ガイドライン2019,p.170
高血圧緊急症の降圧治療の原則
急激で過度な降圧は避ける。基礎疾患によって降圧治療を開始する基準、降圧目標が異なるため、注意を要する。
参考文献:日本高血圧学会高血圧治療ガイドライン作成委員会編:高血圧緊急症および切迫症の診断と治療.高血圧ガイドライン2019,p.169
高血圧緊急症の診断・治療
血圧180/120 mmHg以上の高血圧患者では、心血管系の急性臓器障害の程度を把握するための検査を速やかに行う。急性臓器障害を伴う場合は高血圧緊急症と診断し、原則として集中治療室で経静脈降圧薬による治療を開始する。さらに、基礎疾患の鑑別診断に必要な検査を行う。急性臓器障害を伴わない場合は高血圧切迫症と診断し、内服降圧薬による治療を開始する。
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