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患者による主観的評価

a:Visual Analogue Scale(VAS)
 症状の強さについて100mmの線上に記載してもらう。
b:Numerical Rating Scale(NRS)
 今まで感じた最悪の症状を10、症状がない状態を0として、現在は何点かを答えてもらう。
c:Verbal Rating Scale(VRS)
 症状の強さが何段階目にあたるかで評価する。
d:フェーススケール(d)
 言葉で症状の強さを表現する代わりに人間の表情で示したもので、小児で頻用される。6段階で表したWong-Baker Face Scaleが最もよく使用されている。
 
参考文献:
日本緩和医療学会編:がん疼痛の薬物療法に関するガイドライン(2020年版).2020、p37 図1 痛みの強さの評価法
https://www.jspm.ne.jp/guidelines/pain/2020/pdf/pain2020.pdf(2022年2月閲覧)
出典
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1: (d) Whaley L, et al. Nursing Care of Infants and Children, 3rd ed, St. Louis, Mosby, 1987

注射抗がん薬の催吐性リスク分類

出典
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1: 日本癌治療学会:制吐薬適正使用ガイドライン2023年10月改訂 第3版.金原出版、2023.p29~ 表2 注射抗がん薬の催吐性リスク分類

成人における術後悪心嘔吐(PONV:PostOperative Nausea and Vomiting)の危険因子

日本においてPONVに適応を有する制吐剤:
欧米においてはさまざまな作用機序の制吐剤が用いられているが、日本においては塩酸ペルフェナジン(ピーゼットシー筋注2 mg)、ジメンヒドリナート(ドラマミン錠50 mg)、ヒドロキシジン塩酸塩(アタラックス−P注射液)、ペルフェナジンフェンジゾ酸塩(ピーゼットシー散1%)、ペルフェナジンマレイン酸塩(ピーゼットシー糖衣錠)、ペルフェナジン(トリラホン錠)が、術前・術後の悪心・嘔吐の効能効果を有している。また、グラニセトロン塩酸塩注(カイトリル注)およびオンダンセトロン塩酸塩水和物注が術後の消化器症状(悪心、嘔吐)の適応追加予定である。(用法・用量はそれぞれの添付文書参照)
 
参考文献:
Gan TJ, Belani KG, Bergese S, et al. Fourth Consensus Guidelines for the Management of Postoperative Nausea and Vomiting. Anesth Analg. 2020 Aug;131(2):411-448. doi: 10.1213/ANE.0000000000004833. Erratum in: Anesth Analg. 2020 Nov;131(5):e241. PMID: 32467512.
出典
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1: 筆者提供

制吐薬の作用点

出典
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1: 中原保裕:処方がわかる医療薬理学2024-2025.Gakken、2024.p72 図1(改変あり)

抗がん薬による悪心・嘔吐のメカニズム

出典
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1: 日本癌治療学会:制吐薬適正使用ガイドライン2023年10月改訂 第3版.金原出版、2023.図1 抗がん薬による悪心・嘔吐のメカニズム.

患者による主観的評価

a:Visual Analogue Scale(VAS)
 症状の強さについて100mmの線上に記載してもらう。
b:Numerical Rating Scale(NRS)
 今まで感じた最悪の症状を10、症状がない状態を0として、現在は何点かを答えてもらう。
c:Verbal Rating Scale(VRS)
 症状の強さが何段階目にあたるかで評価する。
d:フェーススケール(d)
 言葉で症状の強さを表現する代わりに人間の表情で示したもので、小児で頻用される。6段階で表したWong-Baker Face Scaleが最もよく使用されている。
 
参考文献:
日本緩和医療学会編:がん疼痛の薬物療法に関するガイドライン(2020年版).2020、p37 図1 痛みの強さの評価法
https://www.jspm.ne.jp/guidelines/pain/2020/pdf/pain2020.pdf(2022年2月閲覧)
出典
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1: (d) Whaley L, et al. Nursing Care of Infants and Children, 3rd ed, St. Louis, Mosby, 1987

注射抗がん薬の催吐性リスク分類

出典
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1: 日本癌治療学会:制吐薬適正使用ガイドライン2023年10月改訂 第3版.金原出版、2023.p29~ 表2 注射抗がん薬の催吐性リスク分類