神経障害と足病変
下肢知覚鈍麻を伴う症例の足潰瘍である。潰瘍は、腱・滑液包まで到達していた。
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糖尿病性神経障害の診断
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日本糖尿病学会 編・著:糖尿病診療ガイドライン 2019、p170, 表1、南江堂、2019
腱反射検査
糖尿病性神経障害では、アキレス腱反射の減弱および消失、病状の進行により膝蓋腱反射も障害される。アキレス腱反射は、足関節を弛緩させ、膝立て姿勢で検査するのが望ましい。簡便かつ短時間で行える検査である。
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振動覚検査
C-128音叉を用い脛骨内踝で測定される。音叉叩打後10秒以内に振動を感知しなくなる場合に振動覚低下と判断する。健康成人では、10秒以上感知するのが一般的であるが、年齢とともに感知可能な時間が低下する。70歳を超えると8秒程度まで低下することもある。
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10g モノフィラメントを用いたタッチテスト
モノフィラメント(10g)を足底、足趾にタッチし、識別できるか観察する。足を保護する感覚の喪失を診断するのに、下記の10カ所のうち4カ所以上モノフィラメントを識別できない場合、感度97%、特異度83%の識別力があるとされる。
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有痛性神経障害の管理
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