家族性高コレステロール血症、高齢者(65歳以上)についてはそれぞれ該当する章を参照のこと。
若年者などで絶対リスクが低い場合は相対リスクチャートを活用し、生活習慣の改善の動機づけを行うと同時に絶対リスクの推移を注意深く観察する。
一次予防(低・中リスク)においてLDL-Cは20~30%の低下率も目標となり得る。
TGが400mg/dL以上および食後採血の場合は、nonHDL-Cを用いる。
一次予防(低・中リスク)における薬物療法の適用を考慮するLDL-Cの基準は180 mg/dL以上とするが、家族性高コレステロール血症を念頭にいれる。