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術後フォローアップにおける至適抗凝固療法目標と通院間隔

人工弁のトラブル例

  1. 生体弁のStructural valve deterioration:
弁尖の石灰化、肥厚、交連部の癒合が著明である。
  1. 生体弁のNon-structural dysfunction:
下方と右方にある交連部に感染による疣贅が付着している。
出典
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1: 著者提供

歯・口腔,呼吸器,食道領域の各外科的手技・処置時における人工弁感染予防のための抗生剤投与

出典
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1: 日本循環器学会他編::弁膜疾患の非薬物治療に関するガイドライン(2012改訂版).p52.

IE高リスク患者における各手技と予防的抗菌薬投与に関する推奨とエビデンスレベル

欧米のガイドラインでは,歯科治療前の予防的抗菌薬投与に関してはしばらく推奨していなかった。とくに、2008 年に発表された英国国立医療技術評価機構(NICE)のガイドラインでは、歯科などにおけるいかなる侵襲的処置の際にも抗菌薬の前投与は不要とされた(2016 年にはつねに不要というわけではないとの表現に修正された)。しかしながら、AHA/ACCの2020年改訂版ガイドラインおよび2017年改訂版ESC/ESCTSガイドラインでは、一転して推奨している。わが国ではこのような変遷を含めて検討され、人工弁置換術後患者が該当するIE 高度リスク患者に対する予防的抗菌薬投与は推奨されている。
出典
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1: 日本循環器学会.感染性心内膜炎の予防と治療に関するガイドライン(2017年改訂版).https://www.j-circ.or.jp/cms/wp-content/uploads/2017/07/JCS2017_nakatani_h.pdf(2021年5月閲覧)、p52 表24

歯科処置前の抗菌薬の標準的予防投与法(成人)

抗菌薬投与によって歯科治療後のIEが予防できたという明らかなエビデンスはないものの、IE はひとたび発症すれば重篤な結果を招くため,予防による患者の生活に及ぼす影響や経済的なインパクトは大きい。したがって、わが国のガイドラインでは、IEの高リスク群に該当する人工弁置換術後患者の歯科治療については予防的抗菌薬投与が推奨されている。
出典
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1: 日本循環器学会.感染性心内膜炎の予防と治療に関するガイドライン(2017年改訂版).https://www.j-circ.or.jp/cms/wp-content/uploads/2017/07/JCS2017_nakatani_h.pdf(2021年5月閲覧)、p55 表26

術後フォローアップにおける至適抗凝固療法目標と通院間隔

人工弁のトラブル例

  1. 生体弁のStructural valve deterioration:
弁尖の石灰化、肥厚、交連部の癒合が著明である。
  1. 生体弁のNon-structural dysfunction:
下方と右方にある交連部に感染による疣贅が付着している。
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1: 著者提供