足白癬の重症度基準
足白癬を病期として早期(趾間の落屑、土踏まずの小水疱)、中期(趾間の浸軟、軽度の角化)、晩期(中等度以上の角化、爪白癬の合併)の3段階に、病変の広がりとして限局(片側の趾間または土踏まずの一部)、中間(片側の足のみ)、広範囲(両足)の3段階に分類し、組み合わせて6段階に分類。1、2は外用で、3、4は短期の経口薬の併用、5、6では十分な期間の経口薬の併用が必要である。
出典
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比留間政太郎:足白癬、爪白癬 ―病態と診断・治療・対策―、皮膚科セミナリウム(第69回)皮膚真菌症、日皮会誌:121(1),7-10,2011
足白癬(角化型)
足底に過角化を生じる。外用抗菌薬のみでは難治で、経口抗真菌薬の併用を必要とすることが多い。
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足白癬(小水疱型)
足底に小水疱と鱗屑を生じる。この症例では小水疱が目立つ。
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足白癬(小水疱型)
足底に小水疱と鱗屑を生じる。この症例では鱗屑が主体である。
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足白癬 鏡検像×400
菌糸と分節胞子が多数観察される。わかりやすく400倍で表示しているが、実際には100倍で鏡検する。
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足白癬 鏡検像×100
菌糸が多数みられる。実際はこの100倍の拡大で鏡検を行う。
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爪白癬
爪甲にくさび型に混濁がみられる。爪白癬を合併している場合、経口抗真菌薬が必要である。
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爪白癬
爪甲がくさび型に混濁している。
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爪白癬
爪甲全体に混濁と肥厚がみられる。
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体部白癬
環状になるのが特徴である。
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体部白癬
環状になり、周囲に鱗屑や小水疱を生じる。
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体部白癬
環状に丘疹と鱗屑が配列する。
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足白癬の外用薬を塗る範囲
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足白癬の診療アルゴリズム
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