中年男性の網膜剝離症例
a:網膜剝離の眼底写真。1~2日で急速に広がる下方の右眼の視野異常で受診。眼底上方に胞状に広がる網膜剝離を認める。
b:網膜裂孔。上方に網膜裂孔を認める。
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若年女性の網膜剝離症例
a:網膜剝離の眼底写真。右眼の視野異常を自覚し、受診。黄斑部に迫る比較的扁平な網膜剝離を認める。
b:網膜円孔。周辺部網膜の格子状変性内に円孔を認める。
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強膜バックリング
a:結膜を切開し、強膜を露出させ、裂孔のある部位に強膜ジアテルミーを行う。
b:シリコーンスポンジを固定するための、強膜に通糸を行う。
c:強膜および脈絡膜を穿刺し、網膜下液を排出する。
d:シリコーンスポンジを固定する。
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硝子体手術
a:3ポート(灌流チューブ固定、硝子体カッター、ライトガイドを挿入する)を作製する。
b:硝子体切除を行う。
c:眼内を空気に置換する。
d:裂孔周囲にレーザー凝固を行う。
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網膜円孔からの裂孔原性網膜剝離(術前)
20代男性。左眼上方の視野異常を自覚し受診。耳側から下方から広がる網膜剥離を認める。耳側周辺部に小さな網膜円孔を認める。
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網膜円孔からの裂孔原性網膜剝離(術後)
20代男性、図1と同一症例。バックリングにより網膜は復位している。
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格子状変性に沿って形成された網膜裂孔からの網膜剥離(術前)
中年女性。急速に広がる下方の視野異常と視力低下を主訴に受診。上方に格子状変性を認め、格子状変性に沿って裂孔が形成されている。
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格子状変性に沿って形成された網膜裂孔からの網膜剥離(術後)
中年女性。図3と同一症例。硝子体手術により網膜は復位している。格子状変性を取り巻くようにレーザー光凝固の瘢痕がみられる。
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巨大裂孔からの網膜剥離(術前)
30代男性。左眼の光視症および飛蚊症を自覚し受診。上方から外下側におよぶ巨大裂孔を認める。
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巨大裂孔からの網膜剥離(術後)
図5と同一症例。硝子体手術およびシリコーンオイルタンポナーデにより網膜は復位している。
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網膜剝離の診療指針
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