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ACSによる創分類

参考文献:
  1. Prevention of Pertussis, Tetanus, and Diphtheria with Vaccines in the United States: Recommendations of the Advisory Committee on Immunization Practices (ACIP). MMWR Recomm Rep.2018 Apr 27;67(2):1-44.
  1. National Center for Immunization. General recommendations on immunization --- recommendations of the Advisory Committee on Immunization Practices (ACIP). MMWR Recomm Rep. 2011 Jan 28;60(2):1–64.
  1. General recommendations on immunization. Recommendations of the Advisory Committee on Immunization Practices (ACIP) and the American Academy of Family Physicians (AAFP).MMWR Recomm Rep.2002 Feb 8;51(RR-2):1-35.

創閉鎖用テープの使用法

a:利き手で持ったピンセットでテープを把持しながら、創傷の片側の中央部にそのテープを貼付する。反対の手の指で対側の創縁を愛護的に押して創縁を並行させる。
b:テープ同士の間隔が2~5 mmになるまで、創傷の残りの部分を2等分するようにテープを追加していく。

ダーマボンドの使用方法

a:ダーマボンドが意図せず流出しないようにするため、創傷面を地面に対してできるだけ水平にする。ピンセットまたは手袋をはめた指で用手的に創縁を合わせる。合わせた創縁を愛護的になぞり、接着液を薄く塗布する。ダーマボンドを塗る際には、創縁を内部に翻転したりしないよう適切な状態に維持する。対向する各創縁から5 mm以上の範囲に塗布すべきである。ダーマボンドは創部の上から、創内ではなく表層に塗布する、液状のテープで外から留めるような印象である。
b:徐々に重ね塗りしていき、接着剤の膜が3~4層積み重なるようにする。創部全体に均一に塗布すること。接着剤が柔軟な膜を形成するまで(最後の層を塗布してから約1分後となる)、ピンセットや指で創縁を合わせておくこと。

皮膚用局所接着剤と創閉鎖用テープの組み合わせ

a:創を2等分する位置を、閉鎖用テープで留める(仮留め)。
b:そのテープの左右それぞれの創縁に接着剤を塗付する。
c:テープを除去した後、創傷の中央部に接着剤を塗布する。テープを残し、その上から接着剤を塗付する方法を選択する医師もいる。

毛髪と局所接着剤を用いた閉創

a:頭皮に生じた裂傷の左右一方から4~5束の毛髪を選択する。
b:止血鉗子を用いて毛髪の束を交差させる。
c:1回ねじって創縁を合わせる。
d:接着剤を1滴滴下して固める。

皮膚縫合の基本的サイズ (米国の基準)

単純結節縫合は、大半の部位において間隔約5 mm、深さ5 mm、創縁からの距離5 mmで行う。ただし、顔面における整容的な創閉鎖では、いずれも2.5 mmとする。針は皮膚より皮下組織のほうが多く糸にかかるような角度で刺入する。両側の真皮・表皮の高さが一致して創縁がわずかに盛り上がってみえる状態が理想的であり、それによって目にみえる瘢痕の形成を最小限に抑えることができる。各縫合糸を結ぶ際は、創縁を合わせて先述の状態にするのに必要最小限な力をかけること。

マットレス縫合

創縁の内翻(創縁が創の中で内向きに丸まってしまうこと)がみられる場合は、創縁の内翻している部分を必要最小限長軸方向に切除するか、単純結節縫合の間に垂直マットレス縫合を置くことで対処できる。

真皮縫合 (深部埋没縫合、いわゆる「中縫い」)

深部埋没縫合(Vicryl、Vicryl Rapide)は、緊張を弱めることで創縁を合わせやすくするほか、滲出液や血液が貯留する死腔を減らすことにも有用である。ただし裂創が汚染されている場合は、感染リスクが高まることから、深部縫合は相対的禁忌となる。

マイナー外傷処置における縫合糸選択と抜糸時期の目安

出典
img
1: Wounds and Lacerations : Emergency Care and Closure 2nd Ed. St Louis, Mosby-Year Book ; 1997

破傷風トキソイド・破傷風免疫グロブリン製剤の投与基準

注:1967年以前出生の患者(2021年で53歳が目安)では、抗体が陰性または低値陽性のことが多く、より積極的にTIGの接種を検討すべきという意見もある(参考文献:[5][17])。

ACSによる創分類

参考文献:
  1. Prevention of Pertussis, Tetanus, and Diphtheria with Vaccines in the United States: Recommendations of the Advisory Committee on Immunization Practices (ACIP). MMWR Recomm Rep.2018 Apr 27;67(2):1-44.
  1. National Center for Immunization. General recommendations on immunization --- recommendations of the Advisory Committee on Immunization Practices (ACIP). MMWR Recomm Rep. 2011 Jan 28;60(2):1–64.
  1. General recommendations on immunization. Recommendations of the Advisory Committee on Immunization Practices (ACIP) and the American Academy of Family Physicians (AAFP).MMWR Recomm Rep.2002 Feb 8;51(RR-2):1-35.

創閉鎖用テープの使用法

a:利き手で持ったピンセットでテープを把持しながら、創傷の片側の中央部にそのテープを貼付する。反対の手の指で対側の創縁を愛護的に押して創縁を並行させる。
b:テープ同士の間隔が2~5 mmになるまで、創傷の残りの部分を2等分するようにテープを追加していく。