a:ダーマボンドが意図せず流出しないようにするため、創傷面を地面に対してできるだけ水平にする。ピンセットまたは手袋をはめた指で用手的に創縁を合わせる。合わせた創縁を愛護的になぞり、接着液を薄く塗布する。ダーマボンドを塗る際には、創縁を内部に翻転したりしないよう適切な状態に維持する。対向する各創縁から5 mm以上の範囲に塗布すべきである。ダーマボンドは創部の上から、創内ではなく表層に塗布する、液状のテープで外から留めるような印象である。
b:徐々に重ね塗りしていき、接着剤の膜が3~4層積み重なるようにする。創部全体に均一に塗布すること。接着剤が柔軟な膜を形成するまで(最後の層を塗布してから約1分後となる)、ピンセットや指で創縁を合わせておくこと。