ボディパッカーの診療アルゴリズム

参考文献：
Traub SJ, Hoffman RS, Nelson LS. Body packing--the internal concealment of illicit drugs. N Engl J Med, 2003; 349(26): 2519-26.

ヘロイン静脈注射痕

ヘロイン中毒者の前腕に、多数の注射痕を認める

コカインの作用機序

コカインはカテコラミン放出を促すだけでなく、再吸収も阻害するためカテコラミン作用の増強が起こる。

コカインによる心筋虚血発症機序

コカインは心拍数増加、血圧上昇などによる心筋酸素需要の増加、冠動脈攣縮、血小板凝集能の促進を引き起こし、心筋虚血を来す。

ヘロインボディパッカーの腹部単純X線像

50パックものヘロインの密輸入を試みた症例　腸洗浄によりすべてのパックは排出された。

各種薬物における依存、乱用の割合

2004年の米国における過去の薬物使用者に見られた特定の薬物に対する依存または乱用の相対的発生率（[https://www.samhsa.gov/ Courtesy of the Substance Abuse and Mental Health Services Administration]）
ヘロイン、コカインの高い依存性が伺える。

toxidrome一覧表

各薬物中毒における特徴的な症状のまとめである。

Radiographic Approaches to the Identification of Body Packing.

まずはスクリーニング検査として腹部単純X線撮影を行うが、少数のパケットは見逃す可能性があるため、追加でCTや消化管造影を検討する。
 
参考文献：
Traub SJ, Hoffman RS, Nelson LS. Body packing--the internal concealment of illicit drugs. N Engl J Med, 2003; 349(26): 2519-26.

オピオイド中毒の診療アルゴリズム

出典
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1: 著者提供

コカイン中毒の診療アルゴリズム

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1: 著者提供

ボディパッカーの診療アルゴリズム

参考文献：
Traub SJ, Hoffman RS, Nelson LS. Body packing--the internal concealment of illicit drugs. N Engl J Med, 2003; 349(26): 2519-26.

ヘロイン静脈注射痕

ヘロイン中毒者の前腕に、多数の注射痕を認める